旅立ち~卒業猫たちの物語 2017

野良猫から飼い猫に~ 誰かの大切な家族になった子たち

K-076

ミルキー♀

2017年11月11日TNR
避妊手術・抗生剤/えどがわ犬猫病院(江戸川区)
2017年12月2日再保護→12月24日卒業
卒業時年齢・体重:推定1歳と少し・3.2Kg
健康状態:風邪の症状があり投薬治療
色柄・特徴:茶トラ・細く長いしっぽ
子:みらい(K-076)
きょうだい:トラ(050)、もみじ(056)
移動:市川市市川2丁目→江東区塩浜2丁目
名前:ミルキー→ちゃみ
医療行為:
◎避妊手術、ノミダニ除虫:2017年11月22日:えどがわ犬猫病院(江戸川区)
◎アドボケート(駆虫)、プロフェンダー(駆虫)、初回3種混合ワクチン、
血液ウィルス検査(エイズ・白血病ともに陰性):モネ動物病院(江戸川区)
医療費:合計19828円
(どうぶつ基金さくら猫無料不妊チケット9000円、飼い主負担:9100円、保護主負担:1,728円)

駅北側の住宅地にお住まいのIKさんが、ご自宅とその周辺にいる複数の猫達の一斉TNRを行いました。3月末~5月始めにかけて10匹、6月に最後のメスと思われたショコラ(061)をTNRしひと段落…の筈でしたが、8月に茶トラの母子、ミルキーとみらい(K-076)が現れました。その頃、IKさんは百音ちゃん(064)や百音ちゃんの子供達の預かりで手一杯でしたので、預かり猫の卒業までミルキー達の捕獲は延期することにしました。現れたり現われなかったりの母子でしたが、IKさんが餌付けを始め、捕獲の機会を待ちました。庭に現れるようになってから3ヶ月後の11月、IKさんの留守中に、病院の予約にぴったりと合わせるように、お嬢さんのNちゃんが仕掛けが捕獲器にミルキーが入りました。手術時に抗生剤注射をお願いしましたので、翌日庭にリリース。外に戻った後も庭で暮らしかなり人慣れし始めたのと、風邪を治療をしてあげたいということで、リリースから3週間後に再保護しました。すぐに飼い猫としてやっていけると判断し、里親募集を始めようとした矢先、ちゃみ(073)のお見合いで来訪した里親希望者さまが、ちゃみではなくミルキーを貰って下さいました。現在は、先住猫のじゃこ君と想像以上に仲良くなり、トイプードル3匹、ウサギ1匹、そしてステキなご夫婦と幸せに暮らしています。

K-075

ヒナ♀

2017年9月12日保護→11月3日卒業
保護時年齢・体重:生後3週目(2017年8月20日生)・460g
卒業時年齢・体重:生後2.5ヶ月・1500g
健康状態:軟便の為投薬、その他良好
色柄・特徴:白キジ(白9・キジ1)・長めの毛・細く長いしっぽ
母猫:三毛ちゃん(068)
きょうだい:タム(K-072 )、キビ(K-073)、タマ(保護直後譲渡済)
移動:市川市大和田1丁目→平田4丁目→市川市大和田1丁目
名前:ヒナ→ヒナ
医療費:?円(里親さまご負担?円 / 保護主負担=?円 / ねこ藩負担=4,320円)
病院:ありむらペットクリニック(市川市)

近所の方々がお金を出し合って、これまでに数匹の♀猫をTNRした住宅街があります。以前から捕まえられないでいた1匹の三毛が3匹の子猫を産んでしまいました。ドクダミが群生し、背丈のある植木の多い場所でなかなか一家の所在がつかめませんでしたが、やっとまず1匹を保護。その子猫タマちゃんは住人Iさんのお知り合いがすぐに貰って下さいました。タマちゃん保護から4日後、残りの2匹=タムくんとヒナちゃんを保護し、母猫(不妊手術の記録「068 三毛ちゃん」参照)をTNR。これで安心…ではなく、ミケちゃん捕獲の2日後、台風で天候が荒れる直前にもう1匹、隠れていた子猫=キビちゃんが出てきました。子猫は4匹いたわけです。タムちゃんとヒナちゃんは70代の頼もしいNおじさまが、預かって育てて下さいました。ヒナちゃんへの問い合わせが全くないことを心配して、子猫達の保護場所の目の前にお住まいで、キビちゃんを預かって育てていたIさんご一家がヒナちゃんを迎えて下さることになりました。そう決まった直後にヒナちゃんの希望者が3組もあらわたのですから、不思議なものです。ねこ藩ではヒナちゃんの通院、里親探しのお手伝いをしました。

K-074

キビ♂

2017年9月17日保護→11月1日卒業
保護時年齢・体重:生後3週目(2017年8月20日生)・400g
卒業時年齢・体重:生後2.5ヶ月・1500g
健康状態:軟便の為投薬、その他良好
色柄・特徴:白茶・長めの毛・細く長いしっぽ
母猫:三毛ちゃん(068)
きょうだい:タム(K-072 )、ヒナ(K-074)、タマ(保護直後譲渡済)
移動:市川市大和田1丁目→平田3丁目
名前:キビ→キビ
医療費:?円(里親さまご負担?円 / 保護主負担=?円)
病院:ありむらペットクリニック(市川市)

近所の方々がお金を出し合って、これまでに数匹の♀猫をTNRした住宅街があります。以前から捕まえられないでいた1匹の三毛が3匹の子猫を産んでしまいました。ドクダミが群生し、背丈のある植木の多い場所でなかなか一家の所在がつかめませんでしたが、やっとまず1匹を保護。その子猫タマちゃんは住人Iさんのお知り合いがすぐに貰って下さいました。タマちゃん保護から4日後、残りの2匹=タムくんとヒナちゃんを保護し、母猫(不妊手術の記録「068 三毛ちゃん」参照)をTNR。これで安心…ではなく、ミケちゃん捕獲の2日後、台風で天候が荒れる直前にもう1匹、隠れていた子猫=キビちゃんが出てきました。子猫は4匹いたわけです。子猫達の保護場所の目の前にお住まいのIさんご一家がキビちゃんを預かって育てて下さり、そのお隣りのお宅、保護主になっていただいていたHさんの知人がキビちゃんを貰って下さることになりました。猫の飼育が初めてのSさんご一家で、飼い主は20歳の息子さん。トライアルで猫をお届けした再、飼育状況等、少々不安な面もあり、関係者一同悩みましたが、息子さんがキビちゃんを大変可愛がっていること、HさんとSさんの関係も考慮し、ここは余計な口をはさまず、息子さんを信頼してお任せすることにしました。ねこ藩では里親探しとお届けのお手伝いをしました。

K-073

タム♂

2017年9月12日保護→10月13日卒業
保護時年齢・体重:生後3週目(2017年8月20日生)・480g
卒業時年齢・体重:生後1ヶ月と4週・900g
健康状態:軟便の為投薬、その他良好
色柄・特徴:白薄茶・半長毛・細く長いしっぽ
母猫:三毛ちゃん(068)
きょうだい:キビ(K-073)、ヒナ(K-074)、タマ(保護直後譲渡済)
移動:市川市大和田1丁目→平田4丁目→小田原市前川
名前:タム→ラビ
医療費:19,131円(里親さまご負担=5,000円 / 保護主負担=14,131円)
病院:ありむらペットクリニック(市川市)・真間ペットクリニック(市川市)

近所の方々がお金を出し合って、これまでに数匹の♀猫をTNRした住宅街があります。以前から捕まえられないでいた1匹の三毛が3匹の子猫を産んでしまいました。ドクダミが群生し、背丈のある植木の多い場所でなかなか一家の所在がつかめませんでしたが、やっとまず1匹を保護。その子猫タマちゃんは住人Iさんのお知り合いがすぐに貰って下さいました。タマちゃん保護から4日後、残りの2匹=タムくんとヒナちゃんを保護し、母猫(不妊手術の記録「068 三毛ちゃん」参照)をTNR。これで安心…ではなく、ミケちゃん捕獲の2日後、台風で天候が荒れる直前にもう1匹、隠れていた子猫=キビちゃんが出てきました。子猫は4匹いたわけです。タムちゃんとヒナちゃんは70代の頼もしいNおじさまが、預かって育てて下さいました。タムちゃんには数名からお問い合わせをいただきましたが、同じ年頃の子猫を迎え入れたばかりで、その子のお友達を…と希望して下さった小田原市の女性に託しました。ねこ藩ではタムちゃんの通院、里親探し、お届けのお手伝いをしました。

K-072

希生(きお)♂

2017年9月19日保護 → 10月2日去勢手術 → 10月6日卒業
年齢:生後5ヶ月
体重:2,100g
健康状態:風邪の症状緩和治療
色柄・特徴:茶トラ
母猫・きょうだい:不明
移動:松戸市栄町→松戸市古ヶ崎→船橋市東船橋1丁目
名前:希生(きお)→レオ
医療費:20,520円(里親さまご負担20,000円・保護主・江川さん負担520円)
病院:クローバー動物病院(足立区)

住人の高齢男性が野良の子猫を何匹も叩き殺してきた住宅街の一角、子猫ストリート出身です(不妊手術の記録「065 千幸」参照)。松戸の江川さんが2017年8月から週1度、その通りに出向きTNRと保護を続けています。希生は痩せていて風邪の状態が酷かったのですが、その時捕獲器の空きがなく、江川さんが手掴みで保護しましたが、江川さん自身が希生に抵抗され怪我をしました。凶暴なところはなく、むしろおとなしく少し怖がりな性格のようでしたが、翌週に保護されたののこと仲良くなり一緒に走り回って遊び出しました。猫の飼育経験があり、信頼して保護猫をお任せできる船橋市にお住まいのご夫婦に、希生とののこをお任せしました。当時、江川さんが少々オーバーロード気味でしたので、ねこ藩からの譲渡という形でお願いしました。

 

K-071

ののこ♀

2017年9月25日保護 → 10月6日卒業
年齢:生後2ヶ月
体重:900g
健康状態:良好
色柄・特徴:白キジ・鼻ピンク・長い尻尾
母猫・きょうだい:不明
移動:松戸市栄町→松戸市古ヶ崎→船橋市東船橋1丁目
名前:ののこ→まりまり
医療費:8,640円(ねこ藩全額負担8,640円)
病院:モネ動物病院(江戸川区)

住人の高齢男性が野良の子猫を何匹も叩き殺してきた住宅街の一角、子猫ストリート出身です(不妊手術の記録「065 千幸」参照)。松戸の江川さんが2017年8月から週1度、その通りに出向きTNRと保護を続けています。その間、江川さんの活動に協力的な高齢女性が1匹の子猫をご自身で飼うつもりで室内に保護していましたが、年齢や飼育環境を考え、最終的には江川さんにその子猫=ののこを託しました。しばらく人間と室内で生活をしていたせいか、人を全く怖がらず誰でも抱っこ出来るほどの慣れっぷりでした。元気いっぱいで見ている方が疲れる程の運動量、顔も可愛いのですぐに希望者が現れました。保護後まもなくお見合いに来て下さった、猫の飼育経験があり、信頼して保護猫をお任せできる船橋市にお住まいのご夫婦に、ののこと希生をお願いしました。当時、江川さんが少々オーバーロード気味でしたので、ねこ藩でののこを数日預かり、ねこ藩が費用負担で医療行為を済ませ、希生と一緒にねこ藩からの譲渡という形にしました。

K-070

千幸(ちゆき)♀

2017年8月7日保護 → 10月3日卒業
年齢:推定1.5才
体重:3.2㎏
健康状態:良好
色柄・特徴:キジトラ
母猫・きょうだい:不明
移動:松戸市栄町→松戸市古ヶ崎→松戸市六実
名前:千幸(ちゆき)→しじみ
医療費:16,740円(松戸市助成金9000円・依頼主ほか複数名負担5240円・ねこ藩負担2500円)
病院:ときわだいら動物病院(松戸市)

住人の高齢男性が野良の子猫を何匹も叩き殺してきた住宅街の一角、子猫ストリート出身です(不妊手術の記録「065 千幸」参照)。松戸の江川さんが2017年8月から週1度、その通りに出向きTNRと保護を続けていますが、その第一回目の捕獲日に千幸ちゃんを捕獲しました。術後の療養中に千幸ちゃんがとても優しくおとなしい子であることがわかり、江川さんは千幸ちゃんをリリースせずに保護に切り替えて里親探しを始めました。その後保護された子猫達に慕われながら過ごしていた千幸ちゃんですが、千幸ちゃんを見初めてお見合いに通って下さった市内のご一家に貰われていきました。ねこ藩では医療費の一部負担、病院への運搬、里親探しのお手伝いをしました。

 

K-069

ロール♂

2017年8 月19日保護→9月30日卒業
保護時年齢・体重:生後3週目(2017年7月23日生)・395g
卒業時年齢・体重:生後2ヶ月と2週・1150g
健康状態:芽胞菌増殖による軟便があり投薬、その他良好
色柄・特徴:白茶(ミルクティー)・薄い毛・細く長いしっぽ
母猫:百音(K-067)
きょうだい:タルト(K-062)、コロネ(K-063)、カヌレ(K-066)、スフレ(保護前に死亡)
移動:市川市湊新田1丁目→市川2丁目→浦安市富士見2丁目
名前:ロール→なすび
医療費:32,066円(里親さまご負担=14,290円 / ねこ藩負担=17,776円)
病院:えどがわ犬猫病院(江戸川区)・真間ペットクリニック(市川市)

置き去りにされた猫・百音(K-067)ちゃんが生んだ5匹の1匹です。百音ちゃんが出産したことを知らずにねこ藩が避妊手術してしまい、母猫が手術から戻るまでの9時間の間、子猫達は授乳も母猫の体温もないまま耐えていました。幸い、百音ちゃんの母乳は止まることなく、3週間子育てをしてもらい、8月19日に保護。保護後は、カヌレ(K-066)と二匹一緒にIKさん宅に移動。真菌症状が出たカヌレが他所に移動した後は、卒業までの約3週間強、後から保護された母猫・百音とべったりな毎日を送りました。毛が薄い為地肌が見えてまるでピンク色の猫のよう、また、寝像やポーズが独特で不思議な子でした。一家の中で一番最後に、浦安市にお住まいで穏やかな高齢のミニチュアダックスさんのいる、若くて動物好きなご夫婦に貰われていきました。里親様は動物病院勤務ですので、ロールに健康上の問題が見られれば、ロールを連れて出勤して下さり、とても理想的な環境です。

K-068

百音(もね)♀

2017年7月28日避妊手術→9 月2日保護→9 月28日卒業
年齢:2才
体重:4.0㎏
健康状態:良好
色柄・特徴:パステルとら三毛・長いしっぽ
子猫・タルト(K-062)、コロネ(K-063)、カヌレ(K-066)、ロール(K-068)、スフレ(保護前に死亡)
移動:市川市湊新田1丁目→市川2丁目→横浜市緑区白山
名前:百音(もね)ちゃん
医療費:24,460円(里親さまご負担=16,000円 / ねこ藩負担=8,460円)
病院:えどがわ犬猫病院(江戸川区)・真間ペットクリニック(市川市)

佐吉(K-048)達が遺棄された場所に、5月初め、新たに2匹の猫が置き去りにされました。茶トラ♂は近所に住む男性が飼い猫として保護しましたが、♀の百音ちゃんはひとりその場所に残されました。地元の方達がご飯をあげ世話をしていましたが、避妊・堕胎をしなかった為に7月末、5匹の子猫を産みました。出産を知らずに避妊手術してしまいましたが、すぐに元の場所に戻し、3週間子育てをしてもらった後、子猫4匹を保護(1匹は生後1週間で死亡)、その2週間後に百音ちゃんも室内に入りました。保護から4週間後、猫飼い経験豊富な横浜市のご夫婦が百音ちゃんをひとり娘として迎えて下さいました。

K-067

カヌレ♂

2017年8 月19日保護→9月27日卒業
保護時年齢・体重:生後3週目(2017年7月23日生)・382g
卒業時年齢・体重:生後2ヶ月と1週・1120g
健康状態:真菌症状が出ていた為治療、その他良好
色柄・特徴:白キジ・鼻ピンク・細く長いしっぽ
母猫:百音(K-067)
きょうだい:タルト(K-062)、コロネ(K-063)、ロール(K-068)、スフレ(保護前に死亡)
移動:市川市湊新田1丁目→市川2丁目→平田4丁目→船橋市二和1丁目
名前:カヌレ→ぽんず
医療費:35,438円(里親さまご負担=14,743円 / ねこ藩負担=20,695円)
病院:えどがわ犬猫病院(江戸川区)・真間ペットクリニック(市川市)

置き去りにされた猫・百音(K-067)ちゃんが生んだ5匹の1匹です。百音ちゃんが出産したことを知らずにねこ藩が避妊手術してしまい、母猫が手術から戻るまでの9時間の間、子猫達は授乳も母猫の体温もないまま耐えていました。幸い、百音ちゃんの母乳は止まることなく、3週間子育てをしてもらい、8月19日に保護。保護後は、ロール(K-068)と二匹一緒に預かりのIKさんご一家に移動しましたが、カヌレに皮膚の異常が見られ、検査の結果真菌と判明しました。隔離の必要があった為、70代のおじさまがカヌレ1 匹を預かって下さり、消毒・投薬とまめにケアをして下さいました。おじさまにタム(K-072)とヒナ(K-074)を預かっていただく為、真菌が治癒したカヌレは預かりの上村さん宅に移動して1週間を過ごし、9月27日、無事、船橋市のKさんご一家で10日前にお届けしたタルトと合流しました。真菌症状が出たせいで、母猫、きょうだいと隔離され、ずっと一人自由にわがままに過ごしていたカヌレの性格を少し心配しましたが、やはり猫は仲間と接し自ら社会のルールを学ぶようで、先住猫さん、タルトと仲良く過ごしています。カヌレの件で、真菌の厄介さを実感し、いい経験になりました。

K-066

ハルタ♂

2017年8月13日保護・去勢手術 → 9月25日卒業
年齢:生後3ヶ月
体重:1.6㎏
健康状態:良好
色柄・特徴:クリーム茶トラ
母猫・きょうだい:不明
移動:松戸市栄町→松戸市古ヶ崎→江戸川区東小岩1丁目
名前:ハルタ→ハルタ
医療費:15,100円(依頼主ほか複数名負担14,200円・ねこ藩負担900円)
病院:クローバー動物病院(足立区)

住人の高齢男性が野良の子猫を何匹も叩き殺してきた住宅街の一角、子猫ストリート出身です(不妊手術の記録「067 ハルタ」参照)。松戸の江川さんが2017年8月から週1度、その通りに出向きTNRと保護を続けていますが、ハルタは捕獲予定日ではない日に現地に出向き保護してきた子です。ハルタは先に保護されていた花りんちゃん(K-064)とすぐに仲良く遊ぶようになり、二匹一緒に江戸川区にお住まいの女性のお宅に貰われていきました。v

K-065

花りん♀

2017年8月7日保護・避妊手術 → 9月25日卒業
年齢:生後3ヶ月
体重:1.4㎏
健康状態:良好
色柄・特徴:ムギワラ
母猫・きょうだい:珠莉(母猫?)・きょうだい不明
移動:松戸市栄町→松戸市古ヶ崎→江戸川区東小岩1丁目
名前:花りん→花りん
医療費:12,800円(依頼主ほか複数名負担11,500円・ねこ藩負担1300円)
病院:えどがわ犬猫病院(江戸川区)

住人の高齢男性が野良の子猫を何匹も叩き殺してきた住宅街の一角、子猫ストリート出身です(不妊手術の記録「066 花りん」参照)。松戸の江川さんが2017年8月から週1度、その通りに出向きTNRと保護を続けていますが、その第一回目の捕獲日に花りんを捕獲しました。無邪気に遊び元気で人懐っこい花りんちゃんは、翌週保護されたハルタ(K-065)と二匹一緒に、江戸川区にお住まいの女性のお宅に貰われました。ねこ藩では医療費の一部負担、病院への運搬、里親探しのお手伝いをしました。

K-064

コロネ♂

2017年8 月19日保護→9月17日卒業
保護時年齢・体重:生後3週目(2017年7月23日生)・400g
卒業時年齢・体重:生後1ヶ月と3週・905g
健康状態:良好
色柄・特徴:白薄茶・細く長いしっぽ
母猫:百音(K-067)
きょうだい:タルト(K-062)、カヌレ(K-066)、ロール(K-068)、スフレ(保護前に死亡)
移動:市川市湊新田1丁目→下新宿→行徳駅前2丁目
名前:コロネ→がんも
医療費:10,618円(里親さまご負担=6,406円 / ねこ藩負担=4,212円)
病院:えどがわ犬猫病院(江戸川区)・アイエス動物病院(市川市)・真間ペットクリニック(市川市)

置き去りにされた猫・百音(K-067)ちゃんが生んだ5匹の1匹です。百音ちゃんが出産したことを知らずにねこ藩が避妊手術してしまい、母猫が手術から戻るまでの9時間の間、子猫達は授乳も母猫の体温もないまま耐えていました。幸い、百音ちゃんの母乳は止まることなく、3週間子育てをしてもらい、8月19日に保護。保護後は、タルト(K-062)と二匹一緒に預かりの上村さんご一家に育てていただきました。保護直後、まだ里親募集前でしたが、Instagramで画像を見た市内のご一家がコロネを熱望して下さり、真菌その他健康上問題がないことが確定した9月17日にやっとお届けできました。先住猫さん2匹ともすぐに仲良くなり、わんぱくぶりを発揮して過ごしています。

K-063

タルト♂

2017年8 月19日保護→9月16日卒業
保護時年齢・体重:生後3週目(2017年7月23日生)・400g
卒業時年齢・体重:生後1ヶ月と3週・770g
健康状態:良好
色柄・特徴:白キジ・鼻黒・細く長いしっぽ
母猫:百音(K-067)
きょうだい:コロネ(K-063)、カヌレ(K-066)、ロール(K-068)、スフレ(保護前に死亡)
移動:市川市湊新田1丁目→下新宿→船橋市二和1丁目
名前:タルト→こんぶ
医療費:8,242円(里親さまご負担=8,242円 / ねこ藩負担=0円)
病院:えどがわ犬猫病院(江戸川区)・アイエス動物病院(市川市)・真間ペットクリニック(市川市)

置き去りにされた猫・百音(K-067)ちゃんが生んだ5匹の1匹です。百音ちゃんが出産したことを知らずにねこ藩が避妊手術してしまい、母猫が手術から戻るまでの9時間の間、子猫達は授乳も母猫の体温もないまま耐えていました。幸い、百音ちゃんの母乳は止まることなく、3週間子育てをしてもらい、8月19日に保護。保護後は、コロネ(K-063)と二匹一緒に預かりの上村さんご一家に育てていただきました。お見合いにいらして下さった船橋市にお住まいのご一家が、タルトとカヌレ(K-066)の2匹を選んで下さいましたが、カヌレに真菌症状があった為、健康上の問題がないタルトを先にお届けしました。その後、カヌレも加わり、現在は先住猫さんと3匹で賑やかな毎日を過ごしています。

K-062

かよちゃん♀

2017年7月26日保護 → 8月22日卒業
年齢:1才過ぎ~3才くらい
体重:3.85㎏
健康状態:良好
色柄・特徴:三毛(茶部分に縞)・長いしっぽ・残念な仕上がりの耳カット
母猫・きょうだい:不明
移動:市川市新田3丁目→群馬県伊勢崎市香林町
名前:かよちゃん
医療費:11,776円(里親さまご負担=9,400円 / ねこ藩負担=2,376円)
病院:えどがわ犬猫病院(江戸川区)・真間ペットクリニック(市川市)

 

2017年3月に突然我が家の敷地に現れ、すぐに定住するようになった人懐こい子です。避妊済みであり体毛もきれいで健康、室内に入れてみるとぴったり人に寄り添って甘えてくることから、かなり可愛がられていた、もと飼い猫だと思います。我が家の事情ですぐに室内に入れてあげることが出来ず、4ヶ月近く庭で待たせてしまいました。7月末に室内に保護、膝に乗って眠る、夜ベッドに入って来る、お腹を見せて撫で撫でを催促する等、完全な家猫のふるまいでしたので、すぐに里親募集を開始。遠方にはなりますが、先住猫さんのいる群馬県のご一家からお申込みをいただき、室内保護から4週間後、卒業していきました。

K-061

陸♂

2017年6月6日保護 → 8月5日卒業
保護時年齢・体重:生後1カ月1週(2017年5月3日頃の生まれ)・650g
卒業時年齢・体重:生後3ヶ月・1100g
健康状態:保護直後コクシジウム駆虫治療 ほかは健康そのもの
色柄・特徴:茶トラ・短めのしっぽ
母猫:ショコラ
きょうだい:花(K-057)、空(K-058)、海(K-059)
移動:市川市市川2丁目→流山市東深井
名前:陸→ラキ
医療費:17,275円(里親さまご負担)
病院:えどがわ犬猫病院(江戸川区)・ひらたペットクリニック(市川市)

個人宅のお庭にいたお腹の大きい猫ショコラがなかなか捕獲器に入ってくれず、1ヶ月かかって他の10匹のTNRを進めているうちに、ショコラは雲隠れ、4匹の赤ちゃんを出産していました(ショコラは後日無事捕獲し、避妊手術をした後庭にリリースしました)。保護された後は、保護主のIKさん宅できょうだい達と仲良く過ごし、IKさんの飼い猫しおんに子育てをして貰いながら、里親さん探しをしていました。里親募集サイトからお申込みの、小学生のお嬢さんがいるご一家とのご縁が繋がり、4きょうだいの中で一番最後に卒業していきました。

K-060

海(かい)♂

2017年6月6日保護 → 7月23日卒業
保護時年齢・体重:生後1カ月1週(2017年5月3日頃の生まれ)・650g
卒業時年齢・体重:生後2ヶ月3週・980g
健康状態:保護直後コクシジウム駆虫治療 ほかは健康そのもの
色柄・特徴:茶トラ・短めのしっぽ
母猫:ショコラ
きょうだい:花(K-057)、陸(K-060)、空(K-058)
移動:市川市市川2丁目→国府台5丁目
名前:海→海
医療費:14,575円(里親さまご負担)
病院:えどがわ犬猫病院(江戸川区)・ひらたペットクリニック(市川市)

個人宅のお庭にいたお腹の大きい猫ショコラがなかなか捕獲器に入ってくれず、1ヶ月かかって他の10匹のTNRを進めているうちに、ショコラは雲隠れ、4匹の赤ちゃんを出産していました(ショコラは後日無事捕獲し、避妊手術をした後庭にリリースしました)。保護された後は、保護主のIKさん宅できょうだい達と仲良く過ごし、IKさんの飼い猫しおんに子育てをして貰いながら、ずっとご縁を待っていましたが、譲渡会にいらして下さった素敵なご一家との出会いがありました。海は人間のお兄ちゃん2人の弟となり、可愛がられて過ごしています。

K-059

空(くう)♂

2017年6月9日保護 → 7月22日卒業
保護時年齢・体重:生後1カ月1週(2017年5月3日頃の生まれ)・600g
卒業時年齢・体重:生後2ヶ月3週・980g
健康状態:保護直後コクシジウム駆虫治療 ほかは健康そのもの
色柄・特徴:茶トラ・短めのしっぽ
母猫:ショコラ
きょうだい:花(K-057)、陸(K-060)、海(K-059)
移動:市川市市川2丁目→鬼高2丁目
名前:空→ガイ
医療費:14,575円(里親さまご負担)
病院:えどがわ犬猫病院(江戸川区)・ひらたペットクリニック(市川市)

個人宅のお庭にいたお腹の大きい猫ショコラがなかなか捕獲器に入ってくれず、1ヶ月かかって他の10匹のTNRを進めているうちに、ショコラは雲隠れ、4匹の赤ちゃんを出産していました(ショコラは後日無事捕獲し、避妊手術をした後庭にリリースしました)。保護された後は、保護主のIKさん宅できょうだい達と仲良く過ごし、IKさんの飼い猫しおんに子育てをして貰いながら、ずっとご縁を待っていましたが、譲渡会にいらして下さった素敵なご夫婦との出会いがありました。里親さまは空と花の2匹を一緒に迎えて下さり、現在はたくさんの愛情を注がれて元気に過ごしています。

K-058

花(はな)♀

2017年6月9日保護 → 7月22日卒業
保護時年齢・体重:生後1カ月1週(2017年5月3日頃の生まれ)・600g
卒業時年齢・体重:生後2ヶ月3週・870g
健康状態:保護直後コクシジウム駆虫治療 ほかは健康そのもの
色柄・特徴:キジトラ・短めのしっぽ
母猫:ショコラ
きょうだい:陸(K-058)、空(K-059)、海(K-060)
移動:市川市市川2丁目→鬼高2丁目
名前:花→ノア
医療費:14,575円(里親さまご負担)
病院:えどがわ犬猫病院(江戸川区)・ひらたペットクリニック(市川市)

個人宅のお庭にいたお腹の大きい猫ショコラがなかなか捕獲器に入ってくれず、1ヶ月かかって他の10匹のTNRを進めているうちに、ショコラは雲隠れ、4匹の赤ちゃんを出産していました(ショコラは後日無事捕獲し、避妊手術をした後庭にリリースしました)。花ちゃんは、生まれた子猫4匹のうち、唯一の女の子で一番怖がりさんでした。保護主のIKさん宅できょうだい達と仲良く過ごし、IKさんの飼い猫しおんに子育てをして貰いながら、ずっとご縁を待っていましたが、譲渡会にいらして下さった素敵なご夫婦との出会いがありました。里親さまは花と空を一緒に迎えて下さり、現在はたくさんの愛情を注がれて元気に過ごしています。

K-057

美優(みゆ)♀

2017年3月27日保護 → 7月18日卒業
保護時年齢・体重:推定1才・3.4㎏
健康状態:良好
色柄・キジトラ・大きな目・平たい顔
母猫:不明
移動:松戸市古ヶ崎→船橋市夏目
名前:美優(みゆ)→ぽんず
医療行為:避妊手術、駆虫、三種混合ワクチン、血液ウィルス検査
(2017年3月27日/クローバー動物病院(足立区)
医療費:17,928円
江川さん負担額:14328円
ねこ藩負担:3600円(避妊手術代の40%)

個人で自宅付近の野良猫の不妊手術を断続的に行っている松戸の江川さんが、自宅裏で見つけた子です。少し怖がりですが、人に対しては威嚇もなく触れるおとなしい子でしたので、術後はリリースせず自宅の保護部屋で世話をしながら、里親探しをすることにしました。一度トライアルから出戻った後、美優ちゃんを希望して下さった若い男性Hさんが、江川さん宅に何度か通って少しづつ美優ちゃんと触れ合って下さり、お迎えの準備が出来た夏の日に、ぷっくりとして可愛い顔の美優ちゃんは江川さん宅を卒業していきました。1年後、Hさんは江川さんの保護猫みりんちゃんも迎えて下さり、今は2匹仲よく過ごしています。

 詳しくはねこ藩ブログをご覧下さい。
2017年8月4日のブログ「美優ちゃん卒業。」http://nekohan.zkz.jp/2017/08/04/%E7%BE%8E%E5%84%AA%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E5%8D%92%E6%A5%AD%E3%80%82/

K-056

クリフ♀

2017年5月9日保護 → 保護主さまの飼い猫に。
保護時年齢・体重:生後2週目(2017年4月28日頃の生まれ)・292g
健康状態:良好だが、血液ウィルス検査の結果、猫エイズ陽性
色柄・特徴:白キジ・細く長いしっぽ
母猫:不明
きょうだい:バジル(K-053)、キトリ(K-054)、ヒース(K-055)
移動:市川市柏井町2丁目→下新宿→柏井2丁目
名前:クリフ
医療費:8600円(ねこ藩負担)
病院:えどがわ犬猫病院(江戸川区)

5月9日の夕方、梨園の裏、人通りの少ない道に置かれたレジ袋の中に生まれて間もない子猫4匹が入れられ捨てられているのを犬の散歩で通りかかった人が見つけ、近所にお住まいのNYさんが自宅に連れて帰りました。 ヒースとクリフの2匹は下新宿にお住まいのMKさんが預かって下さり、バジルとキトリはNYさんが育てることにしました。生後3週間でバジルが先天性疾患で亡くなり、ひとりになったキトリと、MKさん預かりのヒースとクリフ、3匹の里親探しを始めましたが、猫エイズ陽性反応が出てしまいました。ヒースの里親様はその結果を受け入れヒースを貰って下さいましたが、クリフの里親様はご辞退されました。クリフはMKさん宅からNYさんのお宅に移動、キトリと共に希望者が現れるのを待っていましたが、最終的にNYさんが二匹を飼うことに決めました。

K-055

ヒース♂

2017年5月9日保護 → 7月3日卒業
保護時年齢・体重:生後2週目(2017年4月28日頃の生まれ)・298g
卒業時年齢・体重:生後2ヶ月1週・1200g
健康状態:良好だが、血液ウィルス検査の結果、猫エイズ陽性
色柄・特徴:キジ白・細く長いしっぽ
母猫:不明
きょうだい:バジル(K-053)、キトリ(K-054)、クリフ(K-056)
移動:市川市柏井町2丁目→下新宿→江東区亀戸3丁目
名前:ヒース→ちくわ
医療費:8600円(里親様負担7600円・ねこ藩負担1000円)
病院:えどがわ犬猫病院(江戸川区)

5月9日の夕方、梨園の裏、人通りの少ない道に置かれたレジ袋の中に生まれて間もない子猫4匹が入れられ捨てられているのを犬の散歩で通りかかった人が見つけ、近所にお住まいのNYさんが自宅に連れて帰りました。 ヒースとクリフの2匹は下新宿にお住まいのMKさんが預かって下さり、バジルとキトリはNYさんが育てることにしました。生後3週間でバジルが先天性疾患で亡くなり、ひとりになったキトリと、MKさん預かりのヒースとクリフ、3匹の里親探しを始めましたが、猫エイズ陽性反応が出てしまいました。クリフの里親様はご辞退されましたが、ヒースの里親様はその結果を受け入れヒースを貰って下さいました。動物の飼育経験豊富な、お料理上手でしっかりと自立した20代の女性です。先住猫さんとも仲良くなり、ヒースは幸せになりました。

K-054

キトリ♀

2017年5月9日保護 → 保護主さんの飼い猫に。
保護時年齢・体重:生後2週目(2017年4月28日頃の生まれ)・294g
健康状態:良好だが、血液ウィルス検査の結果、猫エイズ陽性
色柄・特徴:キジトラ・カギしっぽ
母猫:不明
きょうだい:バジル(K-053)、ヒース(K-055)、クリフ(K-056)
移動:市川市柏井町2丁目
名前:キトリ
医療費:?円(保護主負担)・6300円(ねこ藩負担)
病院:えどがわ犬猫病院(江戸川区)・真間ペットクリニック(市川市)

5月9日の夕方、梨園の裏、人通りの少ない道に置かれたレジ袋の中に生まれて間もない子猫4匹が入れられ捨てられているのを犬の散歩で通りかかった人が見つけ、近所にお住まいのNYさんが自宅に連れて帰りました。 ヒースとクリフの2匹は下新宿にお住まいのMKさんが預かって下さり、バジルとキトリはNYさんが育てることにしました。生後3週間でバジルが先天性疾患で亡くなり、ひとりになったキトリと、MKさん預かりのヒースとクリフ、3匹の里親探しを始めましたが、猫エイズ陽性反応が出てしまいました。ヒースの里親様はその結果を受け入れヒースを貰って下さいましたが、クリフの里親様はご辞退されました。クリフはMKさん宅からNYさんのお宅に移動、キトリと共に希望者が現れるのを待っていましたが、最終的にNYさんが二匹を飼うことに決めました。

K-053

バジル♂

2017年5月9日保護→6月6日卒業(天国へ)
保護時年齢・体重:生後2週目(2017年4月28日頃の生まれ)・186g
卒業時年齢・体重:生後1カ月ちょっと・400g
健康状態:ひときわ小さく成長が遅い
色柄・特徴:白キジ・細くて真っ直ぐな尻尾
母猫:不明
きょうだい:キトリ(K-054)、ヒース(K-055)、クリフ(K-056)
移動:市川市柏井町2丁目
名前:バジル
医療費:110000円以上(保護主負担)
病院:えどがわ犬猫病院(江戸川区)・真間ペットクリニック(市川市)

5月9日の夕方、梨園の裏、人通りの少ない道に置かれたレジ袋の中に生まれて間もない子猫4匹が入れられ捨てられているのを犬の散歩で通りかかった人が見つけ、近所にお住まいのNYさんが自宅に連れて帰りました。 2匹は下新宿にお住まいのMKさんが預かって下さり、バジルとキトリはNYさんが育てることにしました。元気に成長していく3匹とは対照的に、バジルは成長が遅く、離乳も進まず、健康的には見えませんでした。ある時を境にバジルの嘔吐、脱水症状、食欲不振が始まりました。信頼のおける先生に診ていただき、入院しましたが、先天性の食道と脳の異常で、自力で食べることが出来ない=カテーテルを使用した強制給餌でしか生き延びられないことがわかりました。何とか自分で食べるようになって…との皆の祈りもむなしく、入院2週間目でバジルはその短い生涯を終えてしまいました。

K-052

とらじ♂

2017年5月30日保護→6月23日卒業予定
保護時年齢・体重:生後1カ月(2017年5月3日頃の生まれ)・450g
卒業時年齢・体重:生後1.5カ月、800g
健康状態:良好
色柄・特徴:キジ白ソックス・細くて真っ直ぐな尻尾
母猫:捕獲後避妊手術済、都内のボランティアさん引き取り
きょうだい:バットマン(K-050)、ナムル(K–051)
移動:市川市市川南1丁目→大洲4丁目→さいたま市桜区田島
名前:とらじ→
医療費:8500円(保護主負担)
病院:ありむらペットクリニック(市川市)

プロフィール:5月29日、ファーストフード店の裏に母猫と3匹の子猫がいるのを、近所にお住まいの若い女性YAさんが見つけました。ねこ藩Hが多忙の為出向けず、YAさんに捕獲器を貸出し、その日の夜母猫が捕獲器に入りました。翌日、YAさんの知人で豊島区の個人ボランティアMさんが、母猫を引き取り、その夜、再度仕掛けた捕獲器で、YAさんは最初の子猫を捕獲、それがとらじです。里親募集では複数のお問い合わせがありましたが、6月18日に、将来生まれてくる子供を動物と一緒に育てたいというお考えの素敵な新婚ご夫婦とお見合い、23日にお届けが決まりました。

K-051

ナムル♀

2017年5月31日保護→6月19日卒業
保護時年齢・体重:生後1カ月(2017年5月3日頃の生まれ)・477g
卒業時年齢・体重:生後1.5カ月、700g
健康状態:良好
色柄・特徴:三毛・細くて真っ直ぐな尻尾
母猫:捕獲後避妊手術済、都内のボランティアさん引き取り
きょうだい: バットマン(K-050)、とらじ(K–052)
移動:市川市市川南1丁目→大洲4丁目→大和田5丁目
名前:ナムル→さくら
医療費:8500円(保護主負担)
病院:ありむらペットクリニック(市川市)

プロフィール:5月29日、ファーストフード店の裏に母猫と3匹の子猫がいるのを、近所にお住まいの若い女性YAさんが見つけました。ねこ藩Hが多忙の為出向けず、YAさんに捕獲器を貸出し、その日の夜母猫が捕獲器に入りました。翌日、YAさんの知人で豊島区の個人ボランティアMさんが、母猫を引き取り、その夜、再度仕掛けた捕獲器で、YAさんは1匹の子猫を捕獲。5月31日に残った子猫2匹を保護しましたが、そのうちの1匹がナムルです。YAさんが病院に貼った里親募集ポスターを見たご一家より連絡があり、6月18日にお見合い、19日にお届けでした。1ヶ月前に貰い受けたばかりのチャコちゃん(生後7ヶ月)がいる4人家族のご一家です。

K-050

バットマン♀

2017年5月31日保護→6月17日卒業
保護時年齢・体重:生後1カ月(2017年5月3日頃の生まれ)・510g
卒業時年齢・体重:生後1.5カ月、700g
健康状態:良好
色柄・特徴:黒白ソックス・細くて真っ直ぐな尻尾
母猫:捕獲後避妊手術済、都内のボランティアさん引き取り
きょうだい:ナムル(K-051)、とらじ(K–052)
移動:市川市市川南1丁目→大洲4丁目→原木1丁目
名前:バットマン→もずく
医療費:8500円(保護主負担)
病院:ありむらペットクリニック(市川市)

プロフィール:5月29日、ファーストフード店の裏に母猫と3匹の子猫がいるのを、近所にお住まいの若い女性YAさんが見つけました。ねこ藩Hが多忙の為出向けず、YAさんに捕獲器を貸出し、その日の夜母猫が捕獲器に入りました。翌日、YAさんの知人で豊島区の個人ボランティアMさんが、母猫を引き取り、その夜、再度仕掛けた捕獲器で、YAさんは1匹の子猫を捕獲。5月31日に残った子猫2匹を保護しましたが、そのうちの1匹がバットマンです。最初の診察でオスと判断されましたが、その後メスであることがわかりました。写真参加した里親会で高齢の先住猫さんを飼っているご夫妻よりお申し込みをいただき、6月16日にお見合い、翌日にお届けでした。おっとりした先住猫さんにすぐに受け入れてもらい、今はもすくちゃんという名前で可愛がってもらっています。

K-049

はやて♂

2017年6月1日保護→6月15日卒業
保護時年齢・体重:生後2カ月弱(2017年4月10日頃の生まれ)、800g
卒業時年齢・体重:生後2カ月過ぎ、1000g
健康状態:良好
色柄・特徴:黒猫・細くて真っ直ぐな尻尾
母猫・きょうだい:不明
移動:市川市新田3丁目→流山市駒木台
名前:はやて→こんぶ
医療費:15160円(ねこ藩負担)
病院:えどがわ犬猫病院(江戸川区)・真間ペットクリニック(市川市)

プロフィール:5月31日夜中に近所で、母猫を探して呼ぶ子猫の大きな鳴き声が聞こえました。懐中電灯を持って探しましたが、怖がる子猫はあちこちに逃げ回り発見できず。翌日の朝、我が家の駐車場にいたところを捕獲器で保護しました。健康状態には問題ありませんでしたが、ねずみ獲りに接触したのか何なのか、体中とりもちだらけでベトベト。保護直後ワクチンを接種した為、中3日その状態で我慢、保護から4日めに病院でとりもちを落とし、薬用シャンプーで洗ってもらったところ、つやつやの毛並みのハンサムな男子になりました。威嚇はありましたが、攻撃性の全くないおとなしい子で、触ることも抱っこも簡単に出来る子でしたので、すぐに里親募集をしました。保護から13日目にお見合いがあり、その翌日に流山の賑やかな猫飼いご一家にお届けしました。同日に別のボランティアさんの元からやってきたおにぎりちゃんという子猫とすぐに仲良くなり、届けたその日から仲良くしています。

K-048

佐吉♂

2017年2月24日保護→4月8日卒業→5月6日出戻り→6月3日卒業
保護時年齢・体重:年齢不明・4.0㎏
卒業時年齢・体重:恐らく4-5才・約4.5kg
健康状態:皮膚のただれ・後肢爪の怪我
色柄・特徴:キジ白・細くて真っ直ぐな尻尾
親:母猫→不明
子:小太郎(K-046)、フウマ(K-047)の可能性あり
移動:市川市湊新田→高石神→さいたま市浦和区→横浜市金沢区
名前:佐吉→大豆(だいず)
医療費:48428円(全てねこ藩負担)
病院:えどがわ犬猫病院(江戸川区)・真間ペットクリニック(市川市)

ベランダに来る黒猫の捕獲&治療を相談してきたNDさんという男性が、近くの神社の資材置き場によく人慣れした男の子3匹が住みついているのを見つけました。NDさんや近所の方々からご飯やミルクを貰っており、人を見ると嬉しそうに寄ってきて、抱っこでも何でも出来る程人慣れしていましたので、捨てられてしまった元飼い猫と判断し、ねこ藩で保護することにしました。市内にお住まいのSAさんが預かりを申し出て下さり、通院等ご協力いただきました。小太郎1匹が先に貰われていった後、佐吉とフウマ2匹一緒の譲渡というSAさんの希望をくみ里親さまを探したところ、猫の飼育経験豊富な浦和の方が2匹を貰って下さることになりました。約1ヶ月の間、飼い主さんは本当に大切に2匹を育てて可愛がって下さったのですが、預かりのSAさんと飼い主さんに、飼育環境に関する決定的な考えの違いがあり、飼い主さんからトライアルキャンセルの申し出がありました。ねこ藩Hの友人が戻ってきた2匹を預かって下さり、その後、フウマは中央区のご一家に、佐吉は八景島のご一家に貰われていきました。佐吉は、一緒に貰われていった生後2ヶ月の茶トラの子猫の面倒を甲斐甲斐しくみているそうで、子猫ともどもご家族にとても可愛いがられています。

K-047

フウマ♂

2017年2月24日保護→4月8日卒業→5月6日出戻り→5月18日卒業
保護時年齢・体重:生後5ヶ月ちょっと(2016年9月中旬生まれ)・2.6㎏
卒業時年齢・体重:生後6ヶ月・約3.1g
健康状態:皮膚のただれ
色柄・特徴:茶白ソックス・細くて真っ直ぐな尻尾
親:母猫→不明、父猫→佐吉(K-048)の可能性あり
きょうだい:小太郎(K-046)
移動:市川市湊新田→高石神→さいたま市浦和区→中央区
名前:フウマ→フウマ
医療費:24667円(全てねこ藩負担)
病院:えどがわ犬猫病院(江戸川区)・真間ペットクリニック(市川市)

ベランダに来る黒猫の捕獲&治療を相談してきたNDさんという男性が、近くの神社の資材置き場によく人慣れした男の子3匹が住みついているのを見つけました。NDさんや近所の方々からご飯やミルクを貰っており、人を見ると嬉しそうに寄ってきて、抱っこでも何でも出来る程人慣れしていましたので、捨てられてしまった元飼い猫と判断し、ねこ藩で保護することにしました。市内にお住まいのSAさんが預かりを申し出て下さり、通院等ご協力いただきました。小太郎1匹が先に貰われていった後、佐吉とフウマ2匹一緒の譲渡というSAさんの希望をくみ里親さまを探したところ、猫の飼育経験豊富な浦和の方が2匹を貰って下さることになりました。約1ヶ月の間、飼い主さんは本当に大切に2匹を育てて可愛がって下さったのですが、預かりのSAさんと飼い主さんに、飼育環境に関する決定的な考えの違いがあり、飼い主さんからトライアルキャンセルの申し出がありました。ねこ藩Hの友人が戻ってきた2匹を預かって下さり、その後、フウマは先住猫さんのいる中央区のご一家に貰われていき、とても幸せに暮らしています。

K-046

小太郎♂

2017年2月24日保護→3月17日卒業
保護時年齢・体重:生後5ヶ月ちょっと(2016年9月中旬生まれ)・2.6㎏
卒業時年齢・体重:生後6ヶ月・約2.8g
健康状態:皮膚のただれ
色柄・特徴:茶トラ・細くて真っ直ぐな尻尾
親:母猫→不明、父猫→佐吉(K-048)の可能性あり
きょうだい:フウマ(K-047)
移動:市川市湊新田→高石神→浦安市海楽
名前:小太郎→?
医療費:21467円(全てねこ藩負担)
病院:えどがわ犬猫病院(江戸川区)・真間ペットクリニック(市川市)

ベランダに来る黒猫の捕獲&治療を相談してきたNDさんという男性が、近くの神社の資材置き場によく人慣れした男の子3匹が住みついているのを見つけました。NDさんや近所の方々からご飯やミルクを貰っており、人を見ると嬉しそうに寄ってきて、抱っこでも何でも出来る程人慣れしていましたので、捨てられてしまった元飼い猫と判断し、ねこ藩で保護することにしました。市内にお住まいのSAさんが預かりを申し出て下さり、通院等ご協力いただきました。佐吉とフウマより一足早く、小太郎1匹が先住猫さんのいる浦安のご一家に貰われていき、すぐに先住目子さんと仲良くなりました。

K-045

みのりちゃん♀

2017年1月28日保護→2月20日卒業
保護時年齢・体重:生後6週目(2016年10月下旬生まれ)・1.6㎏
卒業時年齢・体重:生後9週目・約1.9g
健康状態:お尻にケガ、風邪の症状
色柄・特徴:白黒・4つ足にソックス・細くて真っ直ぐな尻尾
母猫:不明
きょうだい:不明
移動:市川市菅野5丁目→稲敷市阿波崎
名前:みのりちゃん→キトちゃん
医療費:26278円(全て保護主負担)
病院:いち動物病院(市川市)・えどがわ犬猫病院(江戸川区)

野良の成猫に攻撃され怪我をして鳴いているところを、窓から見ていたNさんが急いで保護、すぐに手当の為病院に連れて行って下さいました。Nさんはご自宅にケージを設置し、みのりちゃんの世話をすることにしましたが、PC作業があまりお得意ではないとのことで、里親探しのお手伝いをすることにしました。怪我、風邪の状態が落ち着いてきた2月11日、ネットに里親募集掲載したところ、同日に複数のお問い合わせをいただきました。そのうち1組のご夫妻が翌日の里親会にいらして下さり、里親会開始早々みのりちゃんの飼い主さまが決まりました。キトちゃんとなったみのりちゃんは、現在、HFさんご夫妻、4ヶ月年上の可愛い先住猫さんと一緒に、緑あふれる稲敷市で暮らしています。

K-044

こむぎちゃん♀

2016年10月6日保護→2017年2月4日卒業
保護時年齢・体重:2才3カ月(2014年10月頃の生まれ)・3.7kg
健康状態:〇
色柄・特徴:ムギワラ/サビキジ・細くて長いシマシマ尻尾
母猫・きょうだい:不明
移動:新田4丁目→新田3丁目→守谷市松並青葉
名前:こむぎちゃん→こむぎちゃん
医療費:13800円(ねこ藩100%負担)
病院:えどがわ犬猫病院(江戸川区)

すぐ近所にいるはずなのになかなか所在がつかめず、初めて会った2015年春から1年半かかってやっと捕獲できた子です。当初はリリース予定でしたが、攻撃的なところが全くなく触っても怒らないおとなしい子でしたので、我が家で飼い猫同様に過ごしてもらいながら、里親さまを探すことにしました。我が家の手ごわい2匹の飼い猫と付かず離れず、頑張ったこむぎちゃん、だいぶ体重も増えてしまいました。なかなか問い合わせがなく、このままうちの子にしてしまってもいいかな…という思いでのんびり構えていましたが、2016年の年末にお見合いの申し込みがありました。お見合い後、こむぎちゃんをぜひ迎えたいとお返事をいただき、2017年2月4日、可愛いこむぎちゃんは卒業していきました。現在は守谷市で、素敵なマンションにお住まいの優しいご夫婦の一人娘となって暮らしています。

詳細はねこ藩ブログをご覧下さい。
2016年9月27日のブログ「こむぎちゃん①:再会」
https://nekohan.jp/archives/3425
2016年10月19日のブログ「こむぎちゃん②:悩むところです。」
https://nekohan.jp/archives/3533
2016年12月10日のブログ「こむぎちゃん③:外出できるのか?」
https://nekohan.jp/archives/4102
2017年2月26日のブログ「こむぎちゃん④:ありがとうね~完結」
https://nekohan.jp/archives/4389