これまでに保護譲渡した猫達の歴史を時系列にまとめたアーカイブを
ねこ藩ホームページ内に開設しました。

 

2013年夏~2015年秋までが個人活動
2015年秋~現在までがねこ藩としての活動

となっています。

 

「卒業猫たちの物語」
http://nekohan.zkz.jp/outside-story/

 

 

自身が保護主となって送りだした保護猫はもちろんですが、
私個人、そして、ねこ藩が強く関わったり手助けをしたケースもカウント。
個体のプロフィール、保護の経緯~その後、現在の姿で構成しています。

 
このアーカイブを作った理由は3つあります。

 

①「猫は外で生きるよりも室内で生きた方が幸せ」というのは私達人間側の考えです。
猫がそう感じているのかどうかはわかりません。
私達人間の判断で、猫を、元いた場所から引き離してしまうことになります。
人間が猫生に手をかけるわけですから、その1匹1匹の存在をきちんと覚えておくことも、
人間=保護した者の責任だと思うからです。

②選んだわけではないのに野良猫として生まれ、飢えに苦しみ、疎ましく思われ、
人知れずひっそりと死んでいく猫達がたくさんいる今の世の中、
出来ることなら何匹でも何十匹でも何百匹でも何千匹でも救ってあげたい、
そんな思いで、猫の保護活動にご自身の人生全てを捧げているような
すばらしい方々もこの社会にはたくさんいます。
私にはそこまでの覚悟はありません。というかそんなのは嫌です。
この活動には終わりがありませんが、自分の人生には終わりがあります。
私にはあれもこれもやりたいことがまだまだたくさんあります。
死ぬまでこの活動ばかりにエネルギーを注ぐことはしたくない。
目標を設定し、「ここまで」という線引をしておきたいのです。
「関わった猫が多すぎて、数なんか覚えていない」という状況は避けたい。
だから、救済した猫の数が○○に達した時、あるいは、
この活動を始めて○○年経過した時、自分の活動に一旦区切りをつける、と決めています。
その為にも関わってきた猫の数を把握している必要があります。

③発生した医療費、お世話になった病院、保護期間、保護の経緯等を
個々のデータとして記しています。
猫の保護&飼い主さん探しをすること考えている方が、
このアーカイブをご覧になるかもしれません。
このデータが実例として参考になればと考えています。