12月31日のコミックマーケットC91 に参加してきました。

 

 

 
一般参加者(ニュースに移るあの大群衆の列)は10時から入場開始なのですが、
サークル参加者=出店者は、サークルチケットという身分証のようなものを持って、
朝7時30~9時までに会場内に入っていなくてはなりません。
宅急便で販売物を送ったサークルは、会場内の決められた集荷場所に
荷物を受け取りに行かなくてはなりませんし、ブースの準備があります。
そして、参加当選したサークルがきちんと時間内に到着しているかの
出欠遅刻の確認の為に、スタッフが会場内を回ってくるのです。

お恥ずかしい話ですが、ねこ藩はまさかの遅刻をしました
私と家族で荷物を分けて持ち、時間に間に合うように家を出たことは出たんですが、
途中の駅ではぐれてしまい、H1(私)がH2(家族)を探している間に、
H1(私)もきっとどっかのドアからこの電車に乗車しているだろうと確信したH2が
さっさと乗り換えを済ませて先に進んでおりました。
H1の方は乗車予定の電車に乗り遅れたわけですが、これがやばい
次の電車は20分後。それではもうサークル入場制限時間に間に合わない。
先に進んだH2はサークルチケットを持っていないので、H1 無しでは入場できない。

 

サークル参加者の遅刻は罰則対象で、次回の抽選に影響する。超まずい。
と、ここで普通は焦るはずなんですが、年をとるとだんだんのんびり屋になります(笑)。
H2とLINEで「仕方ないよね~、ゆっくりのスタートってことで。」と連絡を取り合い、
20分後に途中駅で再び合流し、それからゆるゆると会場に向かいました。
だって、走ったってもう間に合わないしね。

9時までに入場出来ず遅刻したサークルは、「遅刻サークル待機列」に並ばされ、
一般入場者と同じ10時の開始まで待たなくてはならない・・・ときいていたのですが、
会場到着後、指示に従って並んだのは人の群れとは無縁な程静かな1階の入り口前。
「西ホール・サークル待機列」と書かれたプラカードを持った、
コスプレのお兄さんと楽しく談笑しながら入場を待ちました。
9時45分くらいにはもう案内されて中に入れてもらったと思います。
それでも遅刻はまずいです。本当にごめんなさい。

 

 

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駅を降りると既に一般待機列、
企業ブース待機列が出来ています。

正面に東京ビックサイトが見えますが
まだまだ距離がありますね。

 

 

 

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ビッグサイトのホール内部です。
西ホールだけで750以上のサークルが
参加しています。

 

 

 

 

 

前日、自宅でディスプレイのシミュレーションを行い、
与えられたスペースに何とか一通りの商品を並べる練習をしましたが、
かなりせまく感じました。

 

 

1230:C91準備

 

 

自宅で練習。

 

 

 

 

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本番の机上。

 

 

 

 

 

あらまあ不思議。、前日はもう少し余裕があった筈ですが、
いったいどうしたんでしょうか。
ディスプレイも微妙に変わっている…。
って、当たり前だよ、遅刻したから時間が無かったんだよ!
まあ、細かいことは気にしないで、とりあえず開店。

 

 

 

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いろいろと並べまくる。

 

 

 

 

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ぎうぎう・・・

 

 

 

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家族 H1がエプロンして店番中。

 

 

 

 

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午前中はH1とH2で。

 

 

 

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昼頃からは、従姉妹が手伝いに来てくれました。
すかさずH2は、隣のホールの
企業ブースを見てまわりに出かけました。

 

 

 

 

 

この日は外国人の来場客が多かったように思います。
ねこ藩ブースにも中国系、カナダ系の方々が立ち寄って下さり、
いろいろと買って下さいました。

以外にも「貝の口小物入れ」が中国系の方々に人気があり、
まとめて数個買って下さいました。
一応、アクセサリーや薬を携帯する時に便利ですよ~と説明しましたが、
多分違う目的で使うのでしょう。
「わかった!フォーチュンクッキーの入れ物に似てるから、
っとお年玉とか入れて配るんだよ!」By H2
派手な色のポーチや小物に埋もれる感じで、
カレンダーがあまり目立っていないようでしたので、
その辺は「いかがですか?」とお勧めして販売した結果、
残り2まで減らすことができました。

前日届いたMちゃん製作のトートバッグとボックスティッシュケース、
すぐになくなってしまうのはもったいないので(笑)、
3分の2だけ持参したのですが、あっという間に売れました。

 

この日の売上額:合計22720円

 

コミケ申し込みセット&参加費についてですが、
ねこ藩が通常参加するイベントよりはるかに高く、
合計10700円かかっています。
原価の発生している商品も何点かありますから、
その分を差し引くとNET利益としては大した額にはなりません。
それでもいいんです。

コミケに参加した理由は、グッズを売ることはもちろんですが、
殺処分、TNR等について少しだけ、ほんの少しだけでもいいから、
考えてみて下さい、知って下さいという気持ちで、
お買い上げ下さった商品にねこ藩チラシを添えたかったからです。

昨日のブログに記したように、啓発は大切な活動のひとつ。
いつも同じ場所で同じような広報を行っていたのでは、
そのうち情報拡散に限界が来てしまいますから、
時にはこうして違う場所に進出してみるのもいいことだと思います。

 

普通は「そんな日に出かけるの無理」な大晦日ですが、
ふくねこやのすーちんさんが、差し入れのランチを持って、
遠方はるばる来場して下さいました。
友人知人の来場は恐らくゼロだろう…とちょっぴり淋しく思っていましたので、
すーちんさんご夫妻の姿を見た時には本当に嬉しく思いました。
本当にありがとうね。

 

 

また、2015年秋にねこ藩を立ち上げて間もない頃、
オークションでマグカップを落札して下さり、
2016年秋にも寄付金を送金して下さった若い男性Fさんが、
ブログでねこ藩がこのイベントに参加することを知り、
ねこ藩のブースに寄るだけの為に、わざわざ会場までいらして下さいました。
皆さんで飲み物でも買って下さいと、小銭を下さり、
私はそれを持って駄菓子屋に駆け込みたい気分になりました。
空手の先生・Fさんに、心から感謝です。
(Fさんの)リュックに勝手に(私が)ねこ藩缶バッジを取り付け、
その分の代金しっかり徴収してごめんなさい(笑)。
でも、ぜひ使って下さいね。
世界にひとつだけのオリジナルバッジです、実は5個あるが(笑)。

 

 

ハンドメイド品を製作・寄贈して下さった皆さん、
毎度同じ挨拶になってしまいますが、ご協力ありがとうございました。

 

 

今後のコミケ参加については、検討の上決めたいと思います。
(当選しなければ参加はできないんだけれどね。)
冬コミは大晦日までの3日間、夏はお盆休みの最中の日間に開催されるので、
なかなかお手伝いを頼みにくい時期のイベントになりますしね。
今回は、家族、身内の者が快く手伝ってくれて本当に助かりました。

私の知っている個人のボランティアさんの中には、
ご家族に怒られながら、ご家族と対立しながら、
あるいはご家族に遠慮しながら活動していらっしゃる方々もいます。
それを考えると、私が自分で勝手に決めて始めたこの活動に理解を示し、
手を貸してくれる家族がいることは、本当にありがたいし、
自分は恵まれているな~とあらためて思います。

 

 

 

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ねこ藩ブールのお隣は、ご自身で描かれた猫のイラストをプリントした、
オリジナル商品を販売していらっしゃる、猫グッズのサークルさんでした。
イベントも終わりに近づき客足も少なくなってきた頃、
お隣さんがグッズを何点か見せて下さいました。

で、これ!

 

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H1とH2がはまってしまった、
ティッシュ散らかし猫。
金属部分も猫の形、かわいい…。
ティッシュ片付け猫もありました。

 

 

 

 

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グッズを購入すると、
手描きのイラストカードを添えた、
袋に入れてくれるのです。

 

 

 

 

なにこの茶トラ~なにこのユルユル感~。

このイラストをプリントしたオリジナル生地を発注し、
それでハンドメイド品を製作したらいいんじゃないか、
しかもボックスティッシュカバー、ラインアップに新たに加わったじゃん!
ティッシュ散らかし猫プリントのティッシュカバー!
と皆で盛り上がってしまいました。

これは楽しいよ、ボックスティッシュカバー担当のMちゃん!
↑↑ 有無を言わさずノセる。

 

 
ティッシュ散らかし猫の作者さんには、その旨をお伝えし、
将来必要が生じた時にはご協力をお願いし、承諾していただきました。
著作権については特に気にされていないとのことでしたが、
やはり何かしら、お礼はしたいですね。
(↑こういう部分がねこ藩とは関係ない自腹。)