5月29日のブログで紹介しました松戸の江川さん保護猫・美優ちゃん、
晴れて卒業していきました。
おっとりさんの女の子、
かわいい美優ちゃん
ねこ藩では美優ちゃんの手術費用の一部、通院、里親探しをお手伝いしていました。
江川さん自身による里親募集をご覧になって問い合わせを下さった方が、
少しでも慣れる為にと、江川さん宅に3度足を運び美優ちゃんと触れ合って下さいました。
飼い主さんが美優ちゃんお迎えの
準備~まずはキャットタワー。
100均で材料を揃え、タワーの回りに
組み立てていきます。
タワーを取り囲むようにしてケージが完成です。
一番下に置いたトイレを出し入れする為の
扉も工夫されています。
この斬新なタワーINケージのアイディアは、
江川さんからペコちゃんを貰い受けたNさんが、
ペコちゃんの為に考えて作ったものだそうです。
その方法を伝授した江川さんが、
美優ちゃんの飼い主HKさんにアドバイス。
さて、お迎えの準備が出来た7月18日、
江川さんと一緒に、美優ちゃんを船橋市にお届けしてきました。
飼い主さんはスポーツ関係の仕事に就いているHKさん。
20代前半の健康的な若い男性です。
緊張の解けない美優ちゃんを
洗濯ネットごと抱っこ。
ちょっと顔出してみる?
お父さんというには若すぎるね。
ほら、今日から、美優ちゃんの
お兄ちゃんになる人だよ。
保護主の江川さんが
ケージのクリップや、トレイの位置等を調整しています。
その晩、飼い主さんから届いた画像です。
まだ戸惑っている様子の美優ちゃん。
3月の保護から約4ヶ月、江川さん宅の保護部屋で過ごした美優ちゃん。
途中、ペコちゃんのお宅にトライアルに行き出戻ってはきましたが、
こうしてまたご縁に恵まれました。
脱走したクルの捜査・調査の過程で、ポッと現場に現れた美優ちゃんですが、
江川さんが見捨てることなく保護し、飼い主さん探しを続けた結果です。
こんなにおっとりして可愛らしい子が外にいるのは酷、
きっとこの子には家族が見つかる。この子がいることで幸せになる人がいる。
そう信じなければ、保護や里親探しというのは簡単に出来ることではありません。
返りの車の中で、江川さんは涙ぐんでいました。
保護部屋でひとりのんびり生活をしていたのに、
車で連れて来られたのは知らない場所。
「美優ちゃん、ドキドキして、肩で、はあはあ息してた。
でも、私が保護した当初もそうだったから、すぐに慣れると思う。」
美優ちゃんはぽんずちゃんという名前になりました。
お兄ちゃんとずっと幸せに暮らしてね。