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2017年5月27日のブログ
「野良猫放置地区：②シナモン・もみじ・小吉・大吉・しおん~完」
2017年8月15日のブログ
「続・野良猫放置地区：③それぞれの場所へ…」
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観光スポットがあり、商店街も小ぎれいなとある地区。
しかし、そこは野良猫が溢れる地区でもあります。
自治会や住民が結託して取り組むわけでもなく、
ボランティア団体が関与しているわけでもない。
その商店街から少し入った場所に住むIKさん。
これまでに、ご自宅の庭にやって来る猫達11匹の不妊手術を行い、
4匹の子猫を保護して飼い主さん探しをしました。
また、IKさんご一家が2匹、IKさんのご両親が2匹、
それぞれ庭から保護した子猫を室内に入れ飼い猫にして下さっています。
小吉(不妊手術の記録054)や、クロ助(同051)、大吉(同059)かな。
IKさん宅敷地にも外猫ハウスが置かれています。
ハウス争奪戦が始まったので、
IKさんはハウスを増設したそうです。
これはそらくん♂です。
IKさんの飼い猫しおんの兄弟です。
百音ちゃんの子供・ロールの子もりをする
IKさんの飼い猫しおん(不妊手術の記録058)。
そらくんとよく似ていますね。
なかなか捕獲出来ず、唯一未避妊のままだったショコラ(不妊手術の記録061)を、
6月初旬にTNRし、これでひと段落・・・のはずでしたが、
8月に入ってから、新たな母子猫が庭に来るようになりました。
茶トラの母猫ミルキーと子猫みらい♂です。 子猫はもうだいぶ育っている。
正体不明、オスの茶トラも来ていますよ。
その頃、IKさんは百音ちゃん一家の預かりで手一杯でしたので、
外のミルキー＆みらいのTNRは、預かり猫達の卒業後に
先延ばしにすることにしました。
10月。
IKさんはフルタイムのお仕事で、土日がお休みです。
ミルキーとみらいを餌付けし、やって来る時間帯を把握、
観察を続けながら チャンスを待ちました。
なかなかうまくいかないものです。
現れない日が続いたかと思うと、捕獲予定日は荒天だったり。
捕獲予定日前日のミルキーとみらい。
そして11月10日の夜、お仕事中のIKさんに代わって、
お嬢さんのNちゃんが仕掛けた捕獲器にミルキーが入りました。
寒くないように捕獲器を布でくるみ、物置の中でひと晩待機です。
ミルキーは、もみじ(不妊手術の記録056)、
とら(同050)のきょうだ猫です。
一方、IKさん宅から徒歩2，3分のところにある場所で、
数年前から個人でTNRと子猫の保護を続けているNIさんという女性がいます。
昨年、ねこ藩が駅前フリマに参加していた際に、
NIさんがブースに立ち寄って下さり、自己紹介をして下っていました。
今回、無料不妊手術チケット2枚をどうぶつ基金よりいただいていましたので、
IKさんのミルキーに1枚、NIさんのすももに1枚、計2枚を
ありがたく使わせていただくことにしました。
NIさんがミルキーを捕獲した晩、NIさんも持ち場の墓地に出向き、
未避妊の♀猫捕獲にトライしましたが、捕獲器に入ったのは子猫さん。
翌朝、出勤前にまた捕獲器を仕掛けますと連絡が来ました。
翌日の早朝6時、IKさんが自宅前に捕獲器があるのを確認しました。
まだ暗いうちにNIさんが未避妊のすももの捕獲に成功し、
仕事に行く前にIKさん宅に届け、託していったというわけです。
予定通り、2匹捕獲できました。
すももです。
あれあれ？
見たことがあるような顔だな。
NIさんが持ち場としている墓地と、IKさん宅はすぐの距離です。
野良猫放置状態の地区ですから、猫達はあちこちを歩き回っています。
IKさんが庭でTNRした子達の中にも、墓地出身者がいるようです。
今回捕獲したすもも。
IKさんが以前TNRした子達。
上：さくら(不妊手術の記録053)
下：チップ(同054)
すももはさくらがTNR以前に産んだ子だそうです。
こちらはシナモン(不妊手術の記録055)。
シナモンもIKさんがTNRしました。
みんな、顔がよく似ていますね～。
泣きそうな小さな可愛い目が特徴。
手術は無事終わり(堕胎ではありませんでした)、
2匹にはひと晩休んでもらった後、
翌朝、それぞれの捕獲場所でリリースしました。
IKさん宅のミルキー。
NIさん宅のすもも。
IKさんの庭に来る猫に未避妊の♀はもういません。
あとは子猫のみらいだけです。
出来れば保護して飼い主さん探しをしてあげたいと
IKさんはおっしゃっています。
NIさんの場所は課題が残ります。
毎晩、餌をやりに来る年配男性がだいぶ前に不妊手術をしたそうですが、
いつの間にか追いつかなくなってしまいました。
そこで、数年前からNIさんが時間を見つけては1匹づつ手術し、
子猫を保護して飼い主さん探しをしていますが、
猫の数が減っているのかというと、そうでもない。
常にわらわらと子猫がいます。
猫の増えるスピードの方が速いようです。
＊ねこ藩がお手伝いしたこと＊
○捕獲器と金属ケージのの貸し出し
○病院への予約
○術後のお迎え
○さくらねこ無料不妊手術チケットの提供
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今回の避妊手術はどうぶつ基金発行の
「さくらねこ無料不妊手術チケット」を使わせていただきました。
ぜひ一度、こちらの(↓)ホームペーををご覧になってみて下さい。
全国の皆さまからの寄付金の一部が、無料不妊手術チケットという形になり、
猫ボランティアが利用させていただくことができます(申請要)。
公益財団法人 どうぶつ基金 ホームページ
https://www.doubutukikin.or.jp/
