11月29日(日)、市川市大洲防災公園にて開催されました「市川ボランティアフェスティバル2015」に初参加させていただきました。月の半ばから雨の日が続いたこともあり開催を心配していましたが、当日はよく晴れ、イベント日和となりました。
手伝いをしてくれるはずだった家族が仕事で×となり、朝の荷物搬入に困り果てていたところ、市川真間ゴミ屋敷での多頭飼育崩壊の件で苦労しながら大奮闘されていたかくえいさんが手伝いを申し出下さいました。朝早くの荷物運搬、本当に助かりました。かくえいさん、ありがとうございました。、
開始直後から終了まで、野外ステージでは吹奏楽、バンド、よさこいソーラン、健康体操、マジックショー、演芸等のパフォーマンスが途切れることなく続きとても賑やか、また近くからはすいとん、うどん、やきそばのいい匂いが漂っていました。そうそう、チーバくんもうろうろしていましたよ。
グッズをお買い上げ下さった方々、寄附をして下さった方々、ご自宅近所の野良猫事情やご自身が貰い受けた保護猫についてお話し下さった方々、どうもありがとうございました。
当イベントでの売上およびご寄附につきまして報告させていただきます。
•グッズ 売上合計：18200円
•寄附金合計：1960円
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合計金額：20160円
原価を差し引いた額を収益として積み立て、飼い主のいない猫達の為に大切に使わせていただきます。前回のイベント収益の約3分の1ですが、メス猫1匹の避妊手術＋入院費用が十分に捻出可能な金額です。お心を寄せて下さった皆さまに御礼申し上げます。
さて、ここからは「ねこ藩」代表の立場からの身勝手なイベント感想になります。
地域に住む飼い主のいない猫のＴＮＲ費用、保護猫の為の費用を積み立てる為に「ねこ藩」では寄付金込みの金額で、オリジナルグッズ、ハンドメイド製品を販売しているわけです。単に猫グッズが好きでお買い物をして下さる方がいらしたら、それはそれでとても有難いこと、大歓迎です。だって、可愛いもの揃っていると思うし(笑)。
基本的には「ねこ藩」のブースで商品を購入して下さる方は、こういった活動に関心を持ったり、理解し賛同して下さっている…そう考えていましたので、200円のヘアゴムと350円の巾着を「少しまけて安くしてくれないか？」と値切られた時には衝撃を受けました。2秒くらい金縛り状態でしたかね。
しかし、よく考えてみれば、となり近所の他団体のブースでは50円、100円といった金額でリサイクル品や手作り品が売られている。こういったイベントでは何でも安く買えるはず、と考えていらっしゃる方々にとっては、「ねこ藩」の販売商品は全然安くないでしょう。立ち寄っては見るものの、商品ではなく値札だけを端から端まで全チェック。え？100円のものはない？あ、そう、じゃ、はい、スルー…みたいな方は結構いらっしゃいましたよ(笑)。
また、何か会話のとっかかりがあるわけでもなく、「うちの周りなんかもう野良猫だらけだよ、昔っから。いくら餌やるなって怒鳴ったって、町ん中、そこいらで餌やるばーさん達達がいるから猫が増えるばっかりだよっ！」と、「ねこ藩」を野良猫に対する文句の受付窓口だと勘違いなさったのか、いきなりご自分の怒りを吐き出してくる方もいらっしゃいました。「では、増えないようにぜひ繁殖制限をして下さい。確実に減っていきますよ。頭にくることもなくなると思うのでぜひやってみて下さいね。」とサラリとお答えしておきましたが、出鼻をくじかれたのでしょうか、以下もごもごと…(笑)。まあ、文句を言う人の多くは、文句を言うだけで、まず自分から動くことはないですからね。野良猫に関することのみならず、他のことに対しても文句を言って終わり。誰かに不平不満をきいてもらえたらそれで結構すっきり、というタイプかしら。
「人の為のボランティア」ではなく「猫の為だけのボランティア」と捉えられてしまうと、「ねこ藩」の活動は一般の人々の関心を集めにくくなってしまいます。野良猫なんかよりまず人間優先と思うのは当然ですからね。少しづつゆっくりと、猫を通り越したその先に人間、つまり、地域住民の為の活動をしたいという考えが「ねこ藩」の根底にあることに気付いてもらえたらな、と思っています。
イベント参加はまだ2回目なので結論づけるには早過ぎますが、「ねこ藩」としては参加するイベントを再検討する必要がありそうです。
次のイベント参加はまだ未定ですが、だいぶ先になると思いますので、そろそろＴＮＲ活動を再開したい。今、ターゲットとして観察しているのが2ヶ所、それぞれ三毛猫親子3匹と猫軍団4匹。どうなることやら、いや、どうにかしないと。
