さて、お母さん達の番です!
シロちゃん:チャカくんとペルくんの母猫
シロミちゃん:ビビちゃんの母猫
午前9時半に迎えに行き、八田さんから2台のキャリーバッグに入った2匹を預かりました。
病院まで車で約40分シロミちゃんの方がか細い声で時々鳴いていました。
シロちゃん(左)/体重2.9㎏。シロミちゃん(右)/体重3.3㎏。
どちらも色柄面積の少ない白いパステル三毛で小柄な子達。
二匹は姉妹猫なのでよく似ています。
夜の9時に、無事手術を終えた2匹を病院に迎えに行き、八田さんにお届けしました。
シロちゃん、シロミちゃん共に、エイズ・白血病は陰性でした。
避妊手術 5500円
アドボケート 1000円
検便 500円
血液検査 3300円
3種混合ワクチン 2500円
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合計 12800円
これは1匹分ですので、この日かかった医療費は2匹で25600円。
これを八田さんとねこ藩で支払いました。
八田さん負担分・60%=15360円
ねこ藩負担分・40%=10240円
【ねこ藩出動内容】
6月14日 午前/夜間計2回
所要時間3時間30分 移動距離27㌔
八田さんのところには、他にオス猫のクロベエとグレがいますので、
近いうちに男子2匹の去勢手術も予定しています。
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世話をしている野良猫達の不妊手術その他医療費は、
世話をしている人間が全額負担すればいいことでしょう?
こういうご意見を時々耳にします。
基本的にはねこ藩でもそのように考えます。
「野良猫=特定の飼い主を持たない外で生きている猫」に
ただご飯をやるだけの人間は五万といますが、
「このままでは増えてしまう。何とかしてあげなくちゃ。」と思い立ち、
行動に移される個人の方は本当に少ないと思います。
野良猫には飼い主はいませんので、
特定の人間に飼養の責任はないはずですが、
それでも、
お腹がすいても決まった時間にご飯が食べられない、
怪我をしても病気になってもじっと我慢するだけ、
何度も発情・妊娠・出産を繰り返す…
せっかく生まれてきたのにそんな生き方は辛過ぎる…
と心を痛めて、世話をするようになり、
やがて、不妊手術をしてあげようと思い至ります。
不妊手術その他医療費は決して安いものではありませんが、
「自分が世話をする猫ですので自分が支払います」と。
ひとりでは難しいと思っていること、不可能だと思っていることも、
仲間や協力者とともに行動に移してみると、
案外、スムーズに短期解決したりするものです。
ねこ藩はそんな方達に、ほんの少しではありますが、
手を差し伸べたいと思っています。
その決断と行動が、外で生きる猫達の数を減らすことに繋がるわけですから。