これまで皆様にいただきました様々な寄贈品は、
イベントに参加し、フリマという形で販売してきました。

 

 

フリマに持参し販売する際、
商品詳細や市場価格の下調べ、価格タグ付け等、
事前の準備にはある程度時間がかかり結構大変ですが、
来場者に実際に商品を見ていただき、
お手頃価格で買っていただくという意味ではマルです。

 

 

しかし、商品本来の価値に比べてどうかではなく、
単に「小さい数字=安い=お得」という思考が、
お手頃価格であるかどうかの判断基準になっている、
そう感じることもよくあります。

 

 

例えば、使い勝手が良さそうなポーチひとつ。
市場価格が4000円ほどで、ブランドもある程度名が知れている。
そのブランドをご存じの方は、「2000円=半額=お買い得」
と感じて購入するでしょうが、
ご存じない方は、ポーチひとつに2000円は出しません。

 

 

また、昭和の古いおもちゃ。
興味のない方にはただのガラクタですが、
マニアにとってはとんでもないお宝であることもあります。

 

ビンテージ、ハンドメイド、珍しいもの・・・
そんな物を出品する方々が集まるようなフリマとは違い、
ねこ藩が参加するのは地元のフリマやイベントです。
お宝ハンティングでやって来る来場者ではなく、
買い物帰りに立ち寄る地元の一般市民の方々がほとんどですから、
破格の値段をつけないと売りにくいのです。

 

昨秋、市民まつり用に本当にたくさんの寄贈品をいただき、
我が家は段ボール箱で埋め尽くされました。

 

箱を開けて、寄贈品をひとつひとつ確認し、
フリマで叩き売っていい物ではないと判断した物を集めておき、
年が明けてから、そういった物品を少しづつオークションに出品していきました。

 

 

こちらの目論見がやや外れて、
出品価格を下げなくてはならなかったものも若干ありましたが、
多くの出品物は、それなりの価格で売れたように思います。
(それなりというのは、フリマで売るよりも高くという意味)。

 

 

 

2023年1月~3月までのオークション結果です。
計62点の落札で、落札金額は32702円でした。

 

 

 

 

 

オークションで落札された出品物の一部。 ↓

 

 

 

 

ネットオークションでは商品画像の撮影と、
性格、丁寧かつ簡単な商品説明が必要になります。

落札された場合の発送準備も大変。
発送時に使う小箱、段ボール箱を貯めておいた為、
再び我が家は箱だらけになりました。

 

 

作業は大変ですが、こうして得た収益が
ねこ藩の資金となり、市内の猫の為に使われるのですから、
商品の発送がひとつ完了する度に、
それが高価格のものやサイズが大きいものの時は特に、
清々しくほっとした気持ちになっております(笑)。

 

 

今後もフリマと並行し、時間調整をしながら、
オークションを利用して寄贈品を売っていこうと思います。