心が重い相談案件。 

たまたま持ちかけられた相談で、お手伝いをすることになりましたが、集合住宅に集まっている6匹のTNRを済ませても、地域猫として世話をしていくことが難しい場所。

世話が出来る人手もない。住宅管理者さんは住人やご近所に説明して回ったそうですが、地域猫活動は言語同断。

一人の住人がドアの外に出しておく残飯目当てに猫が集まり、常に10センチ程開けてある窓から猫達はその住人の部屋に出たり入ったり。住宅前はすぐ線路で、猫達は線路を横切って反対側の住宅街にも行きますが、これまでに何匹も電車に轢かれています。

負の連鎖をとめるには猫がこれ以上増えないようにすることしか出来ない。

先週水曜日から @marjaria_animal さんが連日現場に通って下さり3匹捕獲。 @kosababan_12 さんが預かりや病院への搬入を担って下さっています。

バトンタッチで今日は私が捕獲に行きましたが、2時間粘り、やっと出てきた1匹を捕獲。残り2匹は先週以来、姿も見せない。

猫入り捕獲器を布で包む作業をしていたら、2人組のおばさまが話しかけてきました。

「なあに?猫?」
「そうですよ。これから不妊手術するの。」
「この辺、いっぱいいるでしょ、いやーね。」

いやーねって…

あなた達の住む町でしょ、ここ。他所者の善意をあてにしないで自分達で何とかしなよ!

と、言ってやりたい気持ちでしたが、理解できるはずもないものね。

明日も頑張ります。