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8月14日のブログ
「猫捨て場:①緊急のお願い」
8月28日のブログ
「猫捨て場:②百音ちゃん」
8月30日のブログ
「猫捨て場:③カヌレが・・・」
9月22日のブログ
「猫捨て場:④お家に入ろう」
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8月19日に生後3週間の子供達4匹を保護。
そして9月2日に母猫の百音ちゃんを保護。
5匹・3か所に分かれての保護猫生活です。
ロール星人のしつこい攻撃に
キレる百音ちゃん。
ロール星人。
母と息子。
コロネ。
タルト。
カヌちゃんの真菌発覚・治療に加え、
それ以降も一家には次々とちょっとした健康上のトラブルが続きます。
百音ちゃん合流の数日前から、ロールの便に細い血筋が見られ、検便、診察、処方薬。
コロネに比べてタルトの体重が増えず、便も安定しないことから検便、診察。
コロネの指先に脱毛っぽい箇所が見られ、まさかこれは?真菌…疑惑。
もういっそのこときちんと調べようということで、カヌちゃん以外全員の真菌検査。
そして他の皮膚症状改善の治療、点眼、薬用シャンプーなどなど。
そろそろ時期的に…と獣医さんにすすめられ、カヌレとロールの初回ワクチン。
保護以来の通院回数:
百音:5回
カヌレ:5回
カヌレ:シャンプー3回
ロール:4回
コロネ:3回
タルト:2回
7月28日~9月23日までの医療日
百音:24460円
カヌレ:35438円
ロール:32066円
コロネ:10618円
タルト:7162円
合計:109744円
このうち9月1日~16日の間に発生した医療費が
77844円。
ねこ藩の8月末残高が
75882円。
▲1962円。
破産DEATH!!
2015年9月のねこ藩設立以来、初めての赤字経験です。
通院が続く一方、その間、子猫達の里親希望者さま達との
お見合いはゆるゆるとすすんでいました。
里親様宅の先住猫さん達のことを考えれば、真菌に関して、
「もう大丈夫っぽい」なんてアバウトなことを言っている状況ではない。
獣医さんも「多少時間がかかってもきちんと治してあげましょう」と。
わかった、じゃ徹底的に検査、投薬、殺菌消毒、シャンプーで応戦。
真菌カヌちゃんを預かって下さっている80歳近いNおじさまは、
毎日せっせとカヌちゃんの患部を綿棒で消毒し、
ケージ、ベッド、布類の掃除、洗濯、日干し、
投薬(フードに混ぜる)を根気強く続けて下さいました。
Nおじさまによるカヌちゃん日記。
食事、トイレの状況がよくわかります。
Nおじさまはケージの上に、
子猫フードや備品をきちんと並べて
わかりやすいように工夫していました。
子猫のうち、唯一真菌症状が出ていた
カヌレ。
ロールと百音ちゃん預かりのIKさん、コロネとタルト預かりの上村さんも、
猫達の殺菌消毒・シャンプーをきちんとこなして、
日々チェックを怠らずに注意をしていてくれました。
そんな皆さんのしっかりとしたケアのおかげで、
それぞれの子達の真菌検査結果はシロとなりました。
コロネ。
タルト。
ロール星人改めロールおやじ。
カヌちゃん以外の子猫達は疑惑というだけで、真菌症状は出ていませんでしたが、
症状が出ていないだけで菌を持っているかもしれない可能性を考慮してのケアです。
また、百音ちゃんは保護時の毛に真菌反応が出ていたのですが、
日々の消毒や数日おきのシャンプーのおかげで、2度目の検査では
真菌反応が全く見られませんでした。免疫力のある若い大人の猫だからでしょうか。
健康体の百音。
私達に出来ることはここまで、というラインにやっと到達。
通院と治療は続きましたが、子供達は順調に成長しています。
ロール星人の寝姿。
楽そうには見えない コロネの寝姿。
事情をご理解・ご納得の上、首を長くして待っていて下さった里親さま達に、
百音ちゃんの子供達をお届けする日が近づいてきます。
To be continued ・・・・