いつもお世話になっているJSPCA(日本動物愛護協会)さまから、
たくさんのフードを寄贈していただきました。

 

 

最初は、1.5㎏入りドライを200袋とご提案いただいていたのですが、
ごく普通の一軒家である我が家の玄関ホールには、
30箱以上のダンボールを置いておけるスペースがないため、
引き受け下限数+αの60袋のみ、いただくことにしました。

 

 

 

イギリス製品、アランズナチュラルキャットフード。
人工添加物ゼロ、自然素材のみのドライフードです。

製品についての詳細↓
(株)レティシアン

 

 

 

 

 

 

玄関ホール+廊下には他の物資も箱積みしてあるので、
三和土内に置ける量はこれが限界。

 

 

 

 

市川市には地域猫団体登録システムがあります。
3名以上のグループを作り、居住地域の猫達の不妊手術を済ませ、
その後個人宅を管理場所として、地域猫の世話をしていくものです。
現時点で市内には60以上ものグループがありますが、
全てのグループ代表者を存じ上げているわけではありませんので、
普段から交流のある地域猫登録団体の方々に声をかけ、
寄贈フードを地域猫や保護猫のために使っていただこうと思いました。

 

 

 

市川市役所が行っているわんにゃんフードバンク(旧ペットアイテムバンク)の
フライヤーをご覧になり、
この地域の受け取り口になっている私宛に、フードがよく寄贈されてきます。
そういったフードは、通常、私があちこちのボランティアさん宅に
車で配達に行っているのですが、
今回、JSPCA様からの寄贈フードについて事前に打診したところ、
希望者が多かったことと、我が家の保管上の都合から、
希望者の方々には、6月30日~7月1日の間に、
我が家まで取りに来ていただきました。

 

 

 

 

◆寄贈先◆

◎市川市地域猫登録団体:ゆりかご/稲越町
◎市川市地域猫登録団体:地域猫見守り会/稲越町
◎市川市地域猫登録団体:南大野にゃんサポーターズ
◎市川市地域猫登録団体:中山ねこ家/中山
◎市川市地域猫登録団体:ねこ藩・稲荷木1A
◎市川市地域猫登録団体:ねこ藩・稲荷木1B
◎市川市地域猫登録団体:ねこ藩:稲荷木2A
◎市川市地域猫登録団体:ねこ藩・市川2A
◎市川市地域猫登録団体:ねこ藩・新田2B
◎市川市地域猫登録団体:ねこ藩・下新宿
◎市川市地域猫登録団体:飼い主のない猫を救う会・新田5丁目班
◎まあるじゃあらヨガスタジオアニマル部/北方
◎ふくねこや/鎌ヶ谷
◎個人ボランティアBさん+Mさん/妙典
◎個人ボランティアMさん/南八幡
◎個人ボランティアM姉妹/新田
◎地域猫の里親Iさん/新田

 

 

 


南大野にゃんサポーターズさんから~外の地域猫達。

 


南大野にゃんサポーターズさん室内の保護猫達、
まさむね、りゅういち、かずま、くみちゃん。
かなりがっついている様子。

 

 


まあるじゃあらヨガスタジオアニマル部さんの保護猫、ロング君とチャチャ君。
半分くらい残したので、ツナ缶をトッピングしたところ、完食したそうです。


普段は食の細いユキちゃんですが、気に入ったようです。


ハピくんは時間をかけてゆっくりと。

 

 

 

 

 

JSPCAさま、そしてフード寄贈元の企業さまには
心よりの感謝を申し上げます。
ありがとうございました。

 

 

 

 

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もう1件。
ドライフードのサンプルをたくさんいただく機会がありました。
こちらはオランダのペットフード「Yarrah」です。
100%オーガニックの原材料を使用して作られたキャットフードです。
こちらも、JSPCAさま寄贈のアランズナチュラルキャットフードと併せて、
上記ボランティアの方々にお配りし、地域猫・保護猫たちに食べてもらいました。

 

製品についての詳細↓
(株)イシイ

 

 

 

 

 

Bさんからのレポート。
No.1~No.3 食いつきの良かった順番だそうです。

 

近所のNちゃん宅のとらちゃんは、フードの好き嫌いが激しく、
あれこれ購入して試す→だめだった・・・の繰り返し。
さらに少し前は体調を崩して食欲がなくなってしまい、
Nさんも心を痛めて見守っていたのですが、
Yarrahのフィッシュ味を試しに与えてみたら、
気にいったようでよく食べている、とのお知らせをいただきました。

 

ちなみに我が家の飼い猫2匹にサンプルを少しだけ与えてみましたが、
それ自体では食べず、普段のフードに混ぜると完食していました。

 

どんなフードでもそうだと思いますが、
いきなり変えると猫は食べないことがほとんど。
少しづつ混ぜ、徐々にその割合を変えて、
切り替えていくことが理想ですね。

 

 

 

野良猫の不妊手術に関しては、市川市に助成金を申請できます。
TNR後、地域猫となり、ボランティアによって管理されるわけですが、
その際の、薬代やフード代を賄うための助成金はありませんから、
ボランティアの皆さんが身銭を切っています。
管理する猫が多ければ、それだけフード代もかかりますから、
比較的価格設定の低いのフードや、
消費期限が近づいた為価格の下がったフードを
まとめ買いしたりして、やりくりしていることも多いです。

地域猫達はそのようなフードを食べ、
その味、その匂いに慣れていますから、
高品質のフードには興味を示さない猫も中にはいるでしょう。

 

地域猫といっても外で暮らす猫。
飼い猫ほどの手間暇をかけられないという事情もあります。

こういった体に良い高品質のフードにありつけるのであれば、
それはとても幸運なこと。

健康で長く生きてほしいと思います。