1枚目: 2018年にTNRしたシンバ。
2枚目: 2020年にTNRしたカミュ。

リリース後はこの地区で、庭で地域猫の世話をしているあちこちのお宅を回っていましたが、最終的に、いつも快くお手伝いをして下さる近所のM姉妹のベランダに落ち着き、そこをホームとして過ごしていました。

今月初め、M姉妹が引っ越していきましたが、その際、M姉妹は2匹を保護。今、2匹は新居の保護部屋で、過ごしています。

3枚目: 保護部屋でのシンバ。
4枚目: 保護部屋てのカミュ。

ねこ藩ののれんを掲げた6年前、私にとって未知の領域のように、この辺りにはたくさんの野良猫がいました。

投げ出したくなることも多々ありましたが、少しづつでいいんだ、まずは目の前の1匹…という思いで地道に続けるうちに、ひとり、またひとりと、住民の方々と知り合い、点と点が繋がって線になり、そのネットワークが広がり、TNR、保護、定点観察が容易になっていきました。

住民の飼い猫として室内に入った猫、保護後貰われていった猫、寿命を終えた猫、行方不明になった猫。

たくさんの猫達と関わりましたが、ふと気付くと、この辺りには、それぞれが個人宅で世話をされている、僅かな地域猫がいるだけ。

猫を見かけなくなって寂しいわねぇと、言う住民の方もいますが、これで良かったのだと思います。

私のやってきたことなんてこれっぽっち。あとはこの地域の住民の皆さんが頑張った結果です。

私の役目もそろそろ終わりに近づいたかな。