いちかわ市民まつりの余韻覚めやらぬ11月4日午後、
未来ちゃんの菅野さんが1匹のちびさんを保護しました。
菅野さんのご近所にお住まいのおばさまが、
勤務先の敷地に、段ボールに入った子猫が 2匹がいると
菅野さんに連絡をしてきたのです。
急いで駆け付けると2匹のうち1匹は姿を消しており、
付近を探しても母猫共々見つからなかったとのこと。
菅野さんは段ボールの中にたった1匹でいた子を連れて帰りました。

 

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ちんまり…
おとなしくていい子です。

 

 

 

 

菅野さん宅には室内飼いの茶太郎、ミホちゃん、障害のある未来ちゃん、
そして、庭にはもう14年も外猫として世話をしている、こすず(♂)がいます。
ご主人の意向もあり、これ以上猫を飼ったり預かったりすることが出来ません。

そこで、菅野さんは、保護した子猫を、菅野さん宅斜め前に住む、
一人暮らしの70代のおじさま・長野さんに預けました。
かつて犬も猫も飼っていた経験があり、さらにお庭には、
大量のメダカを管理して育てているという生き物好きなおじさまです。
2015年夏には、未来ちゃんの姉妹猫・黒猫カラちゃんを預かり、
里親さまのお宅に届けるまでの約10日間、カラちゃんの世話をして下さいました。

さて、このシールポイントの可愛いちびさんに、
長野のおじさまは名前をつけました。

 

 

つるちゃん。


えーっと・・・・・・・( ̄へ ̄|||) ウーム

 

「つるちゃんがこうして、つるちゃんがああして…」と
嬉しそうに話す長野のおじさまですが、
私と菅野さんは密かに「みつるちゃん」と 呼ぶことにしました。
一応おじさまの意を汲んで「つる」を残したのが最大限の譲歩(笑)。

おじさまは、つるちゃんみつるちゃんを女の子だと決めていたようですが、
保護して2日後に病院で診ていただくと、つるちゃんみつるちゃんは
10月初旬に生まれた男の子であることがわかりました。

 
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11月7日 みつるちゃん初通院(江戸川区E病院)
レボリューション、検便、耳そうじ、爪きり
合計2400円

 

 

病院では優等生、誰にでも懐っこいみつるちゃんは
人を怖がることを知りません。
耳の中もとてもきれいでしたし、体も汚れてはいませんでした。
もっともっと小さい頃、きょうだいで拾われ面倒をみてもらっていたものの、
やはり飼えないとか何とかいう事情で、捨てられたのではないでしょうか。
ちび2匹は、出入りできる小さな穴が開けられた段ボールに入れられ、
マンション敷地に置かれていたのです。
(もう1匹も誰か優しい人に拾われていることを祈ります。)

 

 

体重550グラム
7時15分 ミルク 20cc
7時20分 おしっこ
7時36分 ミルク(温めて) 30cc
8時35分 目薬をつける
12時00分 目薬をつける
17時12分 モンプチ
17時38分 ウンコをする
17時55分 モンプチ子猫用40gの半分を5分で食べる・・・・

 

 

これは、ある日のみつるちゃんの記録です。
長野のおじさまは、11月4日にみつるちゃんを預かってから
18日に送り出すまで、みつるちゃんの成長を記録しながら
大切に育てて下さいました。
風邪をひかないように、綿入れの内側にみつるちゃんを入れて温め、
いそいそとフードやミルクを買いに出かけて下さいました。

長野のおじさまは、年齢的なこともありますが、
心臓と糖尿の持病があって、猫を飼うことが出来ません。
「自分の方が先に逝くだろうから、もう猫を飼えないねえ」
とおっしゃっていまして、それはすごく賢明なご判断だと思います。
だからこそ、子猫の預かりに向いている方なのかもしれません。
猫が好きで世話が出来る、ずっと家にいる…理想的ですよね。

 

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口の周りをドロドロにして
ミルクを飲むみつるちゃん

 

 

 

みつるちゃんに関しては里親募集を行う必要がありませんでした。
麻生さん(あっくんの保護主)の知人萩谷さんご一家が、
みつるちゃんの画像をご覧になり、
「ぜひ我が家に!」と早々に申し出て下さったからです。

日程調整の関係上、武蔵野市の萩谷さん宅に行く前に、
みつるちゃんは麻生さん宅で数日を過ごすことになりました。
みつるちゃん移動の11月18日、長野のおじさまから、
束ねたみつるちゃんの成長記録メモと
きれいに洗った、給餌に使っていた食器類をいただきました。

「じゃあね、みつるちゃん。あとはよろしくお願いしますね。」

おじさまは淡々とおっしゃっていましたが、
私にはわざと素っ気なく振舞っていらっしゃるように見えました。
みつるちゃんの幸せな将来の為とは言え、
2週間片時も離れずに可愛がっていたみつるちゃんとの別れは
淋しいに決まっています。
麻生さん宅への移動に同乗した菅野さんさえ、涙ぐんでいましたもの。

 

おじさま、みつるちゃんのこと、本当にありがとうございました。

 

 

さて、麻生さん宅に移動したみつるちゃんです。
「あれ?違う場所に来た・・・」とキョロキョロしていたかと思えば、
すぐにコロンコロンと無邪気に遊び出しました。

 

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広々とした麻生さん宅のリビング。
段ボールで作った秘密基地やじゃらしや毛玉など、
おもちゃで好き放題遊ぶみつるちゃん

 

 

 

◆動画◆

みつるちゃんとトイレットペーパーの芯
http://www.youtube.com/watch?v=ogeruefTLtY

みつるちゃんとたまご
http://www.youtube.com/watch?v=UsE5dfZszMo

みつるちゃんカミカミ
http://www.youtube.com/watch?v=h6WtsAADxJ0

みつるちゃんと毛玉
http://www.youtube.com/watch?v=hxYDYFMu67E

 
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出発の日の朝、ヨガマット(笑)の上で、
いつものように遊んでいました。

 

 

 

 

11月22日、昼過ぎに、武蔵野市から萩谷さんご一家が、
みつるちゃんをお迎えに来て下さいました。
萩谷家は数匹の猫と、バーニーズ・マウンテンドッグを
飼っていらっしゃいます。
最近、次々と飼い猫さん達が老衰で亡くなっていき、
1匹残された先住猫さんが淋しさのせいか
食欲がなくなってしまったのです。
みつるちゃんが、萩谷家の新しい風となり、
先住動物さん達と早く仲良くなれますように。

 

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萩谷さん親子、お父様とお嬢様。
みつるちゃんは、ルーチェという
名前をいただきました。
イタリア語で「光」です。

 

 

 

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お母様と。

 

 

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手作りのおくるみ毛布、けりぐるみを仕上げ、
4日間、手厚いケアでみつるちゃんを世話した麻生さん。

バイバイ、みつるちゃん。

 

 

 

 

 

 

保護から18日、あっという間に保護されて、あっという間に去って行った
みつるちゃんのお話でした。

 

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チビ猫をお迎えにいらした萩谷さんから、
チビ猫用のドライフードをたくさんいただきました(笑)。
現在、チビ猫用フードを食べる保護猫がおりませんので、
将来の為にとっておきます。ありがとうございます。
(近々、またチビ猫が現れそうな予感・・・)