前のお話はこちらから↓↓
①ドンキホーテと嵐が丘
②さよなら、バジル

 

 

ヒース、クリフ、キトリの里親募集を開始したのは、バジルが亡くなった日です。
保護から1ヶ月、離乳もうまく行き、個々の性格も現れてきましたので、そろそろ・・・と。

 

6月1日、我が家の駐車場で保護したくろねこはやても併せて、
里親募集サイトでの掲載にはそれぞれの子に複数のお問い合わせがありました。
希望者の方々とのやり取りは、数が多ければ多いほど大変ですが、
非常にありがたいことですので、1組づつ、状況等を確認しながら、
お見合いをどのように進めたらいいか考え、返信作業は続きます。

 

時々あることですが、熱烈な申し込み者だと思っていた方が、
お見合い話しになると、ぷっつり連絡が途絶えてしまったり、
お見合いの日時を設定した後に、他の子猫を貰うことにしました~と連絡が来たり、
申し込んだものの、実はまだ家族全員の了承を得ていない・・・などなど。
今回もそのようなケースが非常に多かった。
そのような方々は脇においておいて、他の方々との交信を続けましたが、
私の中には何か釈然としないものがありました。
漠然とした不安というか、うまく説明できないのですが、
歯車がうまくかみ合わないような、心が晴れないような。

 

ふくねこやさんのさとおや会が迫っていたことから、個々のお見合いは避け、
何人かの希望者さまには、さとおや会場でのお見合いを提案しました。

 

 

6月11日 さとおや会。
このような↓ケージに入れて、子猫達を見ていただきます。

 

 

 

 

 

 

 


 

この日実際に参加したのは、
ヒース、クリフ、キトリ、はやて。
YAさん保護の3匹は写真参加、
IKさん 保護の4匹は紹介のみ。

 

 


 

 

ヒース

 

 


 

 

クリフ

 

 


 

 

キトリ

 

 

 

さとおや会はちょうどお昼寝したい時間帯。
慣れない場所にやや緊張しながらも、3匹とはやてはうとうとしていました。

 

この日、お見合い予定だった2組の方は、
結局、会場にはいらっしゃいませんでした。
その後のメールもありませんでしたので、それっきりとなりました。

 

里親会場でお申し込み下さったご夫婦は、我が家から歩いて5分の距離にお住まいでした。
Nさんも安心してクリフを託したくなるようなお人柄のご夫婦です。
先住猫さんがいらっしゃることから、猫エイズ・白血病ウィルスについて説明し、
●クリフの月齢ではまだ検査が時期尚早である為、こちらでは行わないこと。
●検査を行ったとしても、その結果は100%正確なものではないこと。
●とりあえず現段階での検査をご希望ならば、有料になること。
をお伝えしました。

 

里親会後、このMさんご夫婦にクリフを貰っていただくことになりましたので、
お届け日を決め、Mさんご夫婦も通販で猫用品を揃え始めました。

 

翌々日、インスタを見て申し込んで下さったAさんが、
ヒースに会いにいらして下さいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒースもクリフも、Aさんに遊んでもらい、楽しそう。
Aさんも、ご実家でずっと猫を飼っていらして、猫の扱いに慣れています。
猫エイズ・白血病については、クリフ希望のMさんご夫婦に説明したことを
Aさんにも口頭でお伝えしました。

 

 

なんて優しそうな眼差しで
ヒースを見て下さるのでしょう。

 

 

 

 

 

預かりの上村さんにも意見を伺い、ヒースはAさんに…と決まりました。

 


 

 

 

 

 

 

ヒースとクリフの里親さまが決まりました。
同時に里親募集していたくろねこはやての里親さまも決まりました。

あとはキトリだけ・・・
キトリは可愛いから、すぐに里親さんが見つかるよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お届け前に、今の段階での血液検査を、ということになり、病院に行きました。
ヒース、クリフ、キトリ・・・3匹とも同じ結果でした。

 

猫白血病(-)
猫エイズ(+)

 

 

お届けの日を楽しみに待って下さっていたクリフの里親様ですが、
検査結果をお知らせすると、返信が来ました。

「今回は辞退させていただきたいと思います。」

 

 

3匹の里親探しに暗雲が立ち込めてきました。