前回のおはなし
5月16日のブログ
東奔西走:⑥西の猫たち~カーテンが開いた。

 

 

私が初めてM姉妹宅にお邪魔した時に目にした保護猫たち。
野球チームがひとつ出来そうだね、控えも含めて。
人間の足や床に置いた手を遠慮なく踏んづけて歩きます。

 

 

 

 

カワイイなあ、もう。
いつまででも見ていられる。

 

 

 

 

この子は誰の子?
で、これとこれはきょうだい?
同じ柄の子が2匹、3匹?
区別は容易ではありません。

その点ぬかりない!
M姉妹は写真付の家系図リストを 作成しておいてくれました。

 

 

 

 

 

いやん、これだから、
PC作業出来る人好き。

 

 

 

 

 

さて、どれどれ。
当然のことながら、私のつけた名前とは違う子がいます。
「えりこ」→「大福」だそうですが、
どうしても「えりこ」と口に出てしまうので、
「えりこ」はこのまま「えりこ」と呼ばせてもらうことにします。
K夫妻がTNRした白キジ君は「ソルト」。
ねこ藩的「モリ君」は→「黒みつ」に。
ねこ藩的「きじな」は→「レオ子」に。

 

 

 

◆ 「みぃ」一家◆

以前、M姉妹のベランダに居着いていた「ミア」という猫の子孫です。

☆第一世代その1(2015年11月生まれ・2才)
(01)みぃ(メス):茶トラ・M姉妹が避妊済・室内保護~ミアの2度目の出産

☆第一世代その2(2016年5月生まれ・1才半)
(02)こじゅまむ(オス):キジトラ:M姉妹が去勢済・外猫~ミアの3度目の出産

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆第二世代その1(2016年7月生まれ・1才半)~みぃの最初の出産
(03)ナッツ(メス):茶トラ・未避妊・室内保護

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆第二世代その2(2017年4月生まれ・生後8ヶ月)~みぃの2度目の出産
(04)アグー(メス):サビ・未避妊・室内保護
(05)ニア(メス):サビ・未避妊・室内保護
(06)よつば(メス):ムギワラ・未避妊・室内保護
(07)ゆず(メス)・ムギワラ・未避妊・室内保護

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆第三世代その1(2017年9月生まれ・生後3ヶ月)~第二世代その1・ナッツの子
(08)ニック(オス):白茶:未去勢・室内保護
(09)ココ(メス):ムギワラ・未避妊・室内保護
(10)カシュー(メス);ムギワラ・未避妊・室内保護

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆第三世代その2(2017年12月生まれ・生後4週間)~第二世代その2・ゆずの子
(11)あんず(オス):茶トラ・未去勢・室内保護
(12)あけび(メス):ムギワラ・未避妊・室内保護
(13)ざくろ(メス):ムギワラ・未避妊・室内保護

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆「えりこ(大福)」一家◆

「えりこ」は突然現れた猫なので、「みぃ」一家と違い、ルーツが不明です。

☆第一世代(生まれ不明・推定1才半)
(14)えりこ(メス):白黒・ねこ藩が避妊済・外猫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆第二世代その1(2017年3月30日生まれ・生後8ヶ月)~えりこの最初の出産?
(15)ソルト:白キジ・K夫妻が去勢済・外猫
(16)黒みつ(旧モリ君):キジトラ・ねこ藩が去勢済・外猫
(17)レオ子(旧きじな):キジトラ・ねこ藩が避妊済・外猫
(18)とらこ:キジトラ・未避妊・外猫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

☆第二世代その2(2017年9月生まれ・生後3ヶ月)~えりこの2度目の出産?
(19)モカ(メス ):サビ・未避妊・室内保護
(20)チョコ(メス)・ムギワラ・未避妊・室内保護
(21)小福(オス):白サバ・未去勢・外猫
(22)小八(オス):白キジ・未去勢・外猫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♪さんすうの時間です~♪

ここにねこのおともだちが22匹います。
まだ手術には早い小さなおともだち(08)~(13)、(19)~(22)、
全部で10匹いるね。22匹から10匹をひいてみます。

そうすると、のこったのは12匹。
手術をしなくてはいけないおともだちの数は12匹になるね。
そのうち、手術が終わったおともだちが6匹だから、
これから手術をしなくてはいけないおともだちはあと6匹いる。
6匹のうち、お部屋で暮らしているおともだちは5匹。
あれ?「とらこちゃん」が1匹だけお外にいるよ。 それはだめだね。
「とらこ」ちゃんもお部屋に入ってもらおうね。

じゃあ、つぎに、お部屋にいるともだちを数えてみようか。
飼い主さん探しをするおともだちの数だよ。
みぃちゃん、ナッツ、アグー、ニア、よつば、ゆず、
ニック、ココ、カシュー、あんず、あけび、ざくろ、
とらこ、モカ、チョコ。
ぜんぶで何匹いるかな?
15匹でーす。

 

マジですか・・・

 

いやいや、大丈夫、大丈夫(大きく深呼吸)。
M姉妹が頑張って世話をしてきた可愛いお子さま達です。
みんなで一生懸命、頑張りましょう。

しかし、15頭のうち13頭がメス・・・。

これは放置していたら危なかったです。
M姉妹、グッジョブ!

 

 

 

 

 

 

 

 

里親さん探しを始める前にまず、病院です。

大きい子達の避妊手術と、小さい子達の基本医療行為。
M姉妹は会社員で、平日は1日勤務になりますから、
猫達を獣医さんに連れていくのは、どうしても週末になります。
これだけの頭数ですから一度に連れていくわけにはいきません。
小分けをしていると、今週、来週、再来週と通院が延々と続いてしまう。
そこで、病院通いに関しては、
自営業で時間調整がしやすい私が担当することにして、
時々、平日が休みになるM姉妹のお姉さんの方=MAYさん、
あるいは、夕方早い時間に帰宅できる日がある妹さん=MAKさん
のどちらかが同行できれば、そうしていただくことにしました。

 

◆1月9日(火):北小岩
とらこの避妊手術および基本医療行為
◆1月11日(木):北小岩
カシュー、ココ、ニック、チョコ、モカの基本医療行為
◆1月15日(月):北小岩
ナッツの避妊手術と基本医療行為
◆1月16日(火):南葛西
アグー、ニアの避妊手術と基本医療行為
◆1月19日(金):南葛西
よつばの避妊手術と基本医療行為
ゆずの基本医療行為
あんず、あけび、ざくろの健康チェック

 

基本医療行為とは、内外部寄生虫の駆虫、三種混合ワクチン、
血液ウィルス検査、触診、口内チェック等です。
あんず達生後1ヵ月組に授乳中のゆずだけは、
子育てが終わってからの避妊手術になりますが、
M姉妹との最初のミーティングから2週間以内に
全ての猫の通院を終えることが出来ました。

 

全ての準備が整ったところで、早速、
Instagramやネットの里親募集サイトを利用して
飼い主さん探しを始めます。
M姉妹も里親募集のポスターを作り、
ご親族が経営している店頭等に貼ったそうです。

これはちょっと募集条件に見合っていないかな?
と思われる方々からの申し込みも多々ありますが、
ねこ藩では必ずお断り&お詫びの返信をしていますので、
申し込みが多ければ多い程、通信作業には時間がかかります。

M姉妹の保護猫達には、募集開始から
かなりの数のお申し込みがありましたので、
まず、M姉妹に希望者さま達のプロフィールを伝え、
1組みづつ確認していただきました。
里親候補様を絞ったところで、直ちに募集を停止。

1月30日には全ての募集猫たちの希望者さまが揃いました。
とても有難いことです。

保護主のM姉妹、私、希望者様数名・・・
人数が増えればそれだけ時間の都合が合わせにくくなりますので、
お見合いを出来るだけ1日にまとめることにしました。

 

 

 

お見合いDAYは2月3日(土)でした。

 

 

★江戸川区のSSさんご一家は、野良の子猫を、
昨年亡くなるまでの17年間飼っていたそうです。
お見合い後、チョコとカシューの2匹を選んで下さいました。

★★遠い伊勢原からお車でいらして下さったのはKEさんとお父様。
KEさんご一家では2匹の猫を飼っていましたが、
昨年2月に腎不全で1匹が亡くなってしまいました。
残された1匹、ちよのすけ君が寂しそうにしているので、
ぜひ妹を迎えたいと、とらこに会いに来て下さいましたが、
もう少し人慣れしている子の方が扱いやすいだろうということで、
最終的には、ココをご希望されました。

★★★日野からニックに会いに来て下さったのは、
Tさんご一家の お母さまとお嬢様Tさんです。
既に4匹の猫さんを飼っていらっしゃいますが、
「引き取り手がなくて不幸なことになる猫を一匹でも減らしたい」
と、中学生のお嬢様が望まれたそうです。

★★★★夜、お仕事後に駆けつけて下さった川崎のKBご夫妻は
ここ数年、相次いで老齢の飼い猫さん達を看取ったそうです。
新しい猫を迎えるには気持ち的にまだ早いかな…と悩みつつ、
家族会議の結果、 あけびを迎えたいと申し込んで下さいましたが、
お見合いで、仲よく転げまわっているちびちび達をご覧になり、
最終的にはあけびとざくろ、2匹一緒に迎えて下さることになりました。

また、MAYさんの会社の方が2匹を迎えて下さることになり、
モカとあんずを選んでご予約済。

これで、8匹のお家が見つかったことになります。
皆さん、猫飼い経験豊富な信頼出来る方々ばかりで、
M姉妹もさぞほっとしたことと思います。

 

 

猫の一生を考えれば、子猫時代はとてもとても短いのです。
飼い主さんとしては、今、可愛い盛りの子達を
一日も早く我が家に迎えたいとお思いでしょう。

ニックだけは、お見合い当日に即トライアル開始ということで、
Tさん親子がご自宅に連れて帰って下さいました。

 

 

 

 

 

 

Tさんご一家のお嬢さん、Nちゃん。
猫の扱いは慣れたもの。

 

 

 

 

 

 

お見合いDAYのあとは、お届けWEEK!!

 

◆2月5日(月)◆
あけびとざくろをM姉妹から預かり、私が横浜市のKさんにお届けしました。
ご自宅は最近リフォームをされたということで、
落ち着いた色合いの広々とした心地よい空間にでした。
じっとしていないチビ2匹ですから、すぐにソファの下や後ろに入りこみ、
探検を開始していました。
名前はあけび→ふぅちゃん、ざくろが→くぅちゃんに。
先住猫・みゅうみゅうちゃんも小さいきょうだいを受け入れてくれました。

 

 

 

「どこに行くの~?」

生まれて初めて、母親と離れ、
生まれて初めて電車に乗ります。

 

 

 

 

 

 

 

奥さまがあけびを、
旦那さまがざくろを抱っこ。

 

 

 

 

 

 

 

先住猫のみゅうみゅうちゃん。

 

 

 

 

 

 

 

 

白が基調の清潔感溢れるリビング。
真ん中にちび猫用トイレとベッド。

 

 

 

 

 

 

 

 

濃いあんず、薄いざくろ。
成長するに従い、色合いの違いがはっきり。

 

 

 

 

 

 

大きいお姉ちゃんが、
仲良くしてくれています。

 

 

 

 

Kご夫妻の奥さまは、ニットデザイナーで、
Instagramにはため息の出るような素晴らしい作品の画像が掲載されています。
奥さまは教室も開催していらっしゃいますので、ご興味のある方はぜひ。

https://www.instagram.com/itosakusocks/?hl=ja

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆2月9日(金)◆
姉妹のお姉さん・MAYさんと一緒に、
江戸川区のSSさま宅に チョコとカシューのお届け。
ご夫妻、高校生の息子さんのご一家です。
お届け直後はパソコンデスクの後ろに隠れた2匹ですが、
すぐにSSさん宅に馴染んだようです。
カシューが彩葉(いろは)、チョコが紅葉(くれは)。
とてもステキな名前ですね。

 

 

 

到着~。
ここはどこ?

 

 

 

 

 

ほら、面白そうなハウスがあるよ~。

 

 

 

 

 

 

奥さまのSさん。
大丈夫だよ~。

ここがあなた達のお家だからね。

 

 

 

 

 

 

MAYさんとお別れ。

 

 

 

 

 

 

 

シンクロ、
時々シンメトリー。

 

 

 

 

 

 

 

 

ねこ、炊きあがりました~。

 

 

 

 

 

 

 

◆2月10日(土)◆
この日は私とM姉妹揃って、ココを伊勢原までお届けしました。
自然豊かな環境にある、平屋の大きなお宅。
広々としたお庭はよく手入れされて、とても素敵です。
1年前に飼い猫さん2匹のうち1匹が亡くなってしまい、
ご家族は長い間、悲しみにくれていましたが、
いつまでもこれではいけないと、新しい猫を迎えることにしたそうです。
ココは十分に人慣れしています。
キャリーから出てご家族に抱っこされても落ち着いていました。
先住猫でココよりだいぶ年上のちよのすけ君は、
少々威嚇気味のスタートでしたが、それでも隠れることなく、
お父様の膝の上でのんびとしていました。
KEさん宅の歴代の飼い猫さん達は、皆「ち」で始まる名前です。
ココも「チョコ」という名前になりました。

 

 

 

 

ご一家、皆さん、猫が大好き。
撮影がお上手でなお母さま作成の
飼い猫カレンダーも見せていただきました。

 

 

 

 

 

 

M姉妹がココを
代わる代わる抱っこして
お別れのご挨拶。

 

 

 

 

 

 

べったりですな。

 

 

 

 

 

 

伊勢原の帰り、電車とバスを乗り継いで、日野まで。
2月3日のお見合いの日に「即トライアル開始」と、
ニックを連れて帰って下さったTさんご一家のお宅に伺いました。
先住猫さん4匹に混ざり、ずっと前からTさん宅の飼い猫だったかのように
リラックスして過ごしているニックに会いました。
ニックは、テン君という名前になりました。

 

 

 

 

1週間で、もうすっかりT家の猫に
なったようですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お見合いでお話がまとまった子達は
これで全て卒業していきました。

 

 

 

お届け後、目がしょぼしょぼとして目ヤニが出たり、
くしゃみをしたり、鼻がグズグズしたり…
程度は違いますが、どの子にも風邪の症状が見られました。
幸い、それぞれの飼い主さん達がすぐにケアをして下さり、
早い時期に症状は消えて、元気になったそうです。

子猫達を室内に保護していた間、
おとな猫達数匹が出入り自由になっていた時期がありました。
まだ抵抗力の弱い子供達はそこで風邪菌をもらってしまったのでしょう。
たくさんの猫がひとつの空間に集まっている時、怖いのはアウトブレイクです。
1匹の猫が持っている細菌、ウィルスが次々と他の猫達に感染し、
病気が蔓延してしまう状態のことです。
これは本当に気をつけなくてはならないことですし、
本来ならば、私達がケアをして完全に治ってから送り出すべきでした。
それぞれの飼い主さん達には申し訳ないことをしました。

 

 

 

あとは残った子達のお家探し・・・の筈でしたが、
本来は里親募集をする予定だった
ナッツ、アグー、ニア、よつば、ゆずの5匹は
M姉妹の飼い猫になりました。
母猫みぃが、この1 匹と4匹を出産した時から
ずっと世話をしていて思い入れが強かったのです。
また、後日、5匹の母親みぃも飼い猫として加わり、
最終的に、M姉妹の飼い猫は、
母猫みぃと子供達5匹、計6匹になりました。

 

 

まだ外にいる、えりこ、レオ子、黒みつ・・・。
本当は全ての猫を室内に入れて、飼ってあげたい。
でも、それは無理だとわかっているので、
慣れ具合を見つつ、将来、1匹づつでも室内に保護して
飼い主さん探しをしたいと、M姉妹は考えています。

そうですよ。焦ることはないんです。
毎日M姉妹のベランダでご飯を食べ、箱に入って休み、
近所に出かけてはまた戻る。
そんな外猫生活を送っているうちに、
もっと慣れて、扱いやすい子に変化していくでしょうから。

 

 

 

 

 

こんにちは~。
ねこ藩Hの自宅に時々やってくるえりこ。

 

 

 

 

 

 

一方で、M姉妹のベランダに姿を見せなくなってしまった子達もいます。

「小八」は怪我をしているところを森本さんに救われ、
そのまま森本さんの飼い猫となりましたが、
「小八」のきょうだい「小福」、
M姉妹が去勢手術をした「こじゅまむ」、
K夫妻が森本さん宅で捕獲しTNRした「ソルト」、
この3匹はいなくなってしまいました。

 

 

森本さん宅のシロちゃん。
(旧:小八)

 

 

 

 

 

3匹の共通点は「オス」であることです。
野良猫が何年も延々と同じ地域にいる場合、
その主な原因はもともとその地域にいた「メス」です。
「メス」が子を産み、オスの子はやがて自立して
新しいテリトリーを求め、ホームを離れていきますが、
メスの子は、母猫のテリトリーに内に残ったり、
母猫のテリトリーに隣接している場所か、すぐ近くに残ります。

姿をみなくなった、「小福」「こじゅまむ」「ソルト」。
森本さん宅側や、もう少し離れた場所、
あるいはずっと遠くに行ってしまったのかもしれません。
我が家の庭でも見たことがありません。
この地域のどこかで生きていてくれるといいのですが。

 

 

全ての猫の終の棲家が決まった・・・・
いやいや、まだ「とらこ」ちゃんがいた。

M姉妹が、一度、「とらこ」を譲渡会に連れて行きました。
ふくねこやさんが毎月、市内で開催しているさとおや会です。
会場で、金属ケージ内の「とらこ」は完全に委縮。
「とらこ」は個別のお見合いが向いているようです。

まあ、とらこは一番最後に室内に保護した子なのでね。
もう少し家猫修行を頑張ってもらい、
焦らず、ゆっくりとご縁を待つことにしましょう。

 

 

 

 

 

怖がりで人見知りだけど、可愛いとらこ。

 

 

 

 

 

 

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その後のJH付近ですが…

 

少し前からM姉妹のベランダに現れて寛ぐようになった
白×クリームポイントの「ホイップ」。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

M姉妹がベランダにダミー捕獲器で試してみましたが、
姉妹は日中留守ですので、
どの猫がダミーの中のご飯を食べているのかがわからず、
一旦撤収。

ある日、JH近くの駐車場に本物の捕獲器を置いてみたら、
ドンピシャ!一発でホイップが入りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ホイップは術後、我が家の玄関内のキャリーでひと晩過ごしましたが、
あまり人間を怖がらないおとなしい猫でした。
他の場所でどなたかがご飯をあげている猫なのかしら。
リリース後、姿を見ることはまれになりました。
オス猫が通常より広い範囲を歩き回る時期の捕獲でしたから、
本来は離れた場所をホームとしている猫なのかもしれませんね。

 

 

 

3月中旬。
あんず、あけび、ざくろが卒業して行き、
子育てから解放されたゆずの避妊手術でした。
M姉妹の飼い猫、外猫合わせ、
全てのメスの不妊手術が完了しました。

 

 

 

 

不妊手術のトリを務めたゆず。

 

 

 

 

 

 

 

やれやれ、これでひと段落と、思っていましたが、
4月になり、ムギワラ猫「わらび」ちゃんが
M姉妹のベランダに来るようになりました。

 

 

 

警戒心が強いです。

 

 

 

 

これは何としてもTNRの必要があるのですが、
ベランダには常に、えりこ一家が陣取っており、
「わらび」ちゃんはなかなか入って来られないようです。
今後、要観察になります。

 

 

ここで疑問。

新しい猫はいったいどこからやって来るんだろう?
どの猫も皆、健康的な体格で、食には不自由していないようだし。
重田邸?西南の居酒屋?
未不妊のまま出入り自由になっている飼い猫?
もしかしたら、「隠れ野良猫製造工場」が他にもあって、
それを私が見つけていないだけなんだろうか。
知りたいような知りなくないような。
気持ちは微妙。

 

 

 

To be continued ・・・・