久しぶり。こねこの里親募集です。
地元でペットサロンを営む知人の猫ボランティア・Kさん。
近所にお住まいの高齢のおばさま・KMさんが、
自宅の庭で世話をする猫たちのTNRのお手伝いをしています。
昨年、KさんやKMさんが住む地域にあったスナックが閉店となり、
古い建物は取り壊されて、新築住宅が建てられました。
元スナック店主さんは、4-5匹の野良猫に餌をやり、
店の裏に寝床を作ったりしていましたが、
店をたたんだ際、猫たちをそのまま置いていきました。
KMさんは、前々から、庭で数匹の野良猫達にご飯をあげていましたが、
そこに、ご飯を貰えなくなったスナックの猫たちが合流しました。
KMさんの庭の猫たちも、スナック出身の猫たちも未不妊。
そういった状況に、近所の住民達から苦情が出始めました。
増えた猫に気付いたペットサロンのKさんが、
KMさんに市の助成金で不妊手術を行う為に、
地域猫登録をすることを進め、お手伝いを始めました。
春の、この時期です。
案の上、手術が間に合わなかった雌猫がいました。
KMさんは、2匹のメス猫のお腹が大きいことに気付きましたが、
あたふたしているうちに、2匹はどこかに隠れてしまいました。
4週間程して、メス猫の1匹が子猫を連れて庭に戻ってきました。
KMさん宅の室内を出たり入ったりするようになりましたので、
KMさんがタイミングを見計らい、一家丸ごと室内に保護しました。
保護して、さて、どうしましょう、となったわけです。
ペットサロンのKさんが、
大人猫達の捕獲+不妊手術のお手伝い担当。
Kさんから相談を受け、ねこ藩で、
子猫達の里親探しのお手伝いをすることになりました。
子猫は4匹生まれたらしいのですが、
KMさんが保護したのは母猫と子猫3匹です。
母猫が子猫達を移動させている最中、
1匹だけ、ちょろちょろと動いているうちに、
家族とはぐれてしまうことは、よくあります。
今回も、恐らく、そういうことだったのでしょう。
後日、KMさん宅付近に来た牛乳屋さんが、
その1匹を見つけ保護して連れ帰ったそうです。
運のいい子です。
ねこ藩で里親募集をする子猫達は3匹です。
キジ白♂のこだま
キジ白♀のひかり、
白黒ハチワレ♀のつばさ
まず、いつものルーティン通り、
先日、Instagramで先に紹介してみました。
「子猫、カワイイ、欲しい」と、
先々のことをあまり深く考えていないような
DMが既に何件か来ています。
これは思っていた通り。もう慣れてます。
モノじゃないんだから、欲しいという高校生に
「じゃあ、どうぞ。」とあげたりしませんよ。
これまでの数件の問い合わせは全てキジ白たち。
きょうだい2匹でとの打診に、
キジ白こだまと白黒つばさを提案しましたが、
つばさちゃんの柄がビミョーだと・・・。
つばさちゃんは白黒ハチワレではありますが、
顔にちょっとユニークな柄があります。
それをプラス(個性)ととるか、マイナス(欠点)ととるか。
つばさちゃんは、鳴き声も性格も可愛らしいのに・・・。
里親募集サイト「ペットのおうち」に既に掲載してあります。
こだま
https://www.pet-home.jp/cats/chiba/pn259920/
ひかり
https://www.pet-home.jp/cats/chiba/pn259921/
つばさ
https://www.pet-home.jp/cats/chiba/pn259922/
保護主・KMさんは、出来ることであれば、
2匹一緒の希望者を優先して下さい、
とおっしゃっていますが、
私は、先住猫さんがいるご家庭ならば
きょうだい1匹づつでも、お話をすすめるつもりです。
母猫ののぞみですが、子猫達が卒業したら、
避妊手術をして庭にリリースし、
地域猫として世話をしていくそうです。
せっかく室内に保護したのだから、
のぞみの里親探しもしたらいいのに、
とKMさんには提案したのですが、
人慣れしていなくて、威嚇ばかりするので、
ちょっと手に負えない、とのこと。
今は子育ての最中だから、子猫たちを守ろうとして
威嚇したり、攻撃的になっているのかもしれません。
子猫達が卒業し、1匹になってKMさんと向かいあったら、
少しは性格が変わるかもしれませんよ、とお伝えしました。
里親希望者さまは、出来ましたら、
ペットのおうちからのお申し込みをお願いいたします。
募集条件を必ずご一読、ご理解、ご納得の上で、
お申し込み下さい。
繰り返します。
募集条件を必ず、
ご一読、ご理解、ご納得の上で、
お申し込み下さい。
画像が可愛いから、子猫は可愛いから。
そういう気持ちを否定するわけではありませんが、
猫を迎えるということは、その猫と15-20年間、
一緒に暮らしていくということです。
150-200万円の基本飼育費用はかかりますし、
人間側が我慢したり、妥協したりしなくては
ならないこともたくさんあります。
保護猫を家族として迎えたい。
その猫の命に責任を持って、
一生、一緒に暮らしていきたい。
そのようにお考えの方からのお申し込みを
お待ちしております。
どうぞよろしくお願いたします。