市川第二地区社会福祉協議会(自治会連合)発行の広報誌に「飼い主のいない猫
の不妊手術」について寄稿させていただきました。

配布エリアの世帯数は約3万、人口5万5千ですが、実際に配布されるのは自治会に加入している世帯。

この第二地区には、6つの町があり、野良猫の不妊手術が徹底されていない場所、つまり、不妊手術をせずにガンガン餌だけ与えている個人はまだまだいます。

餌を与えている自分と、餌を食べる猫の関係性。
餌を与えている方は、ここしか見ていないことが多いです。
不妊手術をすることは、自分や猫の為だけではなく、大きな地域貢献になり得ると、思考の方向性をシフトしていただければと思っています。

その為には、助成金やどうぶつ基金について、また野良猫価格を設定している病院があること、捕獲器の存在、捕獲や運搬を手伝える手があること….こういった情報が容易に得られる状況でないといけません。

また、餌をやっている個人の方を周りの住民達が責めるばかりだったり、ボランティアが上から目線で説教したりするのもあまり好ましくない。

意固地になって真っ向から対立してしまったり、煩がってシャットアウトされてしまうこともあるでしょう。

猫のことだけに焦点を当てても解決しないケースは多々あります。
猫ボランティアといっても、多くの場合、気を遣うのは「対人」の部分ですから。