前回のおはなし。
2020年2月5日のブログ
「壊れました。①ただ今修復中。」

壊れました。:①ただ今修復中。

 

 

======================================

 

 

12月の検査で、検査結果とこれまでの生活内容から、
このような診断をされました。

① 自律神経失調症(副交感神経に偏り)
② かなり進行した動脈硬化
③ 脂質異常症
④ 超低血圧

 

 

① 自律神経失調症

圧倒的に睡眠時間が少なすぎたのと、
やることが多すぎて常にそのことを考え、
脳が休む時間を十分に作れなかったこと、
「これをしなくては」「あれをしなくては」という
ストレスを常に抱えていたことが原因ではないかとのこと。
極端な気力・体力・思考力・集中力の低下がみられ、
めまい、ふらつきもありました。
職場に迷惑がかかる為、2つの仕事のうち1つは休職にしました。
規則正しい、ストレスフリーの生活を心がけています。

 

 

② 動脈硬化

血流が非常に悪いことも、気力、体力の低下に繋がっているようです。
血管内で血の流れていく道が非常に狭くなっていて、
急激に心拍数をあげたりすることが危険だと言われました。
血液をサラサラにする効果のある栄養素を含む食品を摂取、
併用してサプリメントも飲んでいます。

 


図を描いてみました。こんな感じです。

 

 

③ 脂質異常症

血液検査結果に表れた、総コレステロール、悪玉コレステロール、
中性脂肪の値が、「気をつけましょう」程度の数値をはるかに上回り、
本日から治療が必要だとお医者さまに言われました。
特に中性脂肪値は、理想数値が50-150㎎/dLのところ、
私の数値は600mg/dL近くありました。
検査前に、うなぎ、ケーキ、ピザ等を食べたわけでもありません。
これは単にメタボとは言えない数値、
BMIで肥満に値する数値に達してもいないのに、
この数値はちょっと異常です。

血管内の血流とは、清流がさらさらと流れていく、
きれいな川のようなものでなくてはなりませんが、
今の私の血管内は、両岸にゴミがたまって積り、
幅が狭くなってしまった川。
細く残された部分をかろうじて流れている水もまた
汚染されているような状態です。

再検査をしたところ、家族性のものだとわかりました。
普通の人がケーキを食べて数値が10上がるとしたら、
私が同じケーキを食べた場合は50上がる、と考えなくてはなりません。
ハンデを負っていることがわかりましたが、
これは治りませんから、薬はずっと飲み続けます。
もちろん、遺伝的要素が全てというわけではありませんから、
投薬だけに頼らず、食生活にいっそうの注意を払う必要があります。

 

 

④ 超低血圧

これも遺伝です。血圧はもともと低いですが、
(2)と(3)の要素によって拍車がかかった形です。
理想の血圧は、収縮期120-130、拡張期80-90くらいだと思いますが、
私は収縮期血圧さえ、普通の方の拡張期血圧に達していません。
わかりやすく言うと、高い方の血圧がとても低いのです。
78-52、86-58、のような血圧です。
それよりも怖いのは、収縮期と拡張期の差少ないこと。
本来、心臓ポンプの動きに合わせて、
血管は膨らんだりしぼんだりする柔軟性を持っていますが、
収縮期と拡張期の差が少ないということは、
血管に柔軟性がないということです。
中に空気を入れて膨らますゴム風船のようなものであるべき血管が、
私の場合、長年使って劣化したゴムホースのようになっているわけです。

高血圧は注意が必要ですが、低血圧はそれほど問題視されません。
これまでずっと低血圧の人生を送ってきて、
私にはそれがごく普通のことでしたので、
これを異常だとか、病気だとか、今でも思っていませんが、
低すぎるとそれなりに弊害も出てくるのだそうです。

私は現在、こういった体質を少しでも改善するために、
投薬と食事療法で様子を見ています。

 

 

 

========================================

 

Instagramに献立の画像を載せていますが、
例えば、少し体重が増加気味だったり、
コレステロール値、中性脂肪値が気になる方にも、
少しは参考になるかな、と考えました。
毎日の献立を考えるのは結構大変ですものね。

「こんなもの作ったよ~!見て!」
と見せびらかすことが目的ではありません。

長く生きていますから、毎日の食事くらいは作れますが、
料理が大得意というわけでもないので。

家人は健康に問題がありませんので、
私と同じ内容の夕食では、体が参ってしまいます。
品数が多めに見えたり、肉料理が混ざっていたりするのは、
家人の分も含めているからです。

 

 

 

=====================================

 

やっときちんと説明できました。

 

ボランティアを始めてからというもの、
時間をやりくりして、何とか調理をするようにはしていましたが、
やはり時間通り、理想通りの食生活にはならなかった。

猫を病院に連れて行く。
ついでにフードを買いに行く、
ついでに貸していたケージや捕獲器を取りに行く、
ついでに、相談のあった現場の写真を撮影しに行く。
1度で済むように、あちこちを訪れるわけですから、
どうしても車で出かけることになり、運動不足にもなります。

そうこうしているうちに、仕事に行く時間がせまって、
昼ご飯など作っている暇がなくなります。
そこいらで買ったサンドイッチを急いで頬張る。
仕事から帰ってくれば、また、何だかんだと呼び出され、
移動途中の車内でコンビニのおにぎりを食べたり、
夜分遅く帰宅して、手っ取り早く、メロンパンだとか、
蒸し野菜や豆腐料理をこしらえている余裕はありませんし、
そんな元気ももうありませんから、
当然、炭水化物に偏ってしまい、体内に糖分が増えます。

猫を優先したい気持ちはやまやまですが、
それで、自分が壊れてしまっては元も子もない。

 

自分の健康管理は自分にしが出来ません。
それを怠ってきたつけが回ってきたのです。

「使えない」とか「何のためのボランティアだ」とか、
また批判するおばさま達もいると思いますが、
そういう声はしばらくの間、シャットアウト。
聞かないことにします。

 

 

 

 

 

たった今、自分の健康管理は自分にしか出来ないと書きましたが、
それは私たち人間のことであり、猫には当てはまりません。

猫は、「ちょっと太り気味だから、食べるのを控えよう」とか、
「体質改善のためにフードを変えてみよう」なんて考えもしないだろうし、
自分で良質なフードを選んで買うこともできません。
飼い主が猫の体形、健康状態に注意を払い、考えてあげる必要があります。

 

そのうち、機会があればブログに書こうと思っていますが、
ねこ藩から猫を貰って下さった里親さまの中にも、
フードの種類に無頓着な方は時々いらっしゃいます。

かなり高齢の猫さんや、明らかに肥満体になっている猫さんに、
量販店でよく安価で売られているお買い得フードを与えています。

譲渡の際に、こちらからフードを指定することありませんが、
こういうのがいいですよ、とおすすめすることはあります。
シニア期に入った猫さんや、肥満体になりつつある猫さんには、
それなりのフードに変えていただきたいな、という思いはあります。

毎日ご飯をあげて、遊びの相手をするだけならば、
飼い主さんでなくても出来ることです。

どうか、飼い猫さんがずっと健康で少しでも長生き出来るように、
飼い主の責任としての、猫さんの健康管理をお願いします。