近所で飼い猫3匹の脱走がありました。
時々、首をかしげたくなります。
探して歩いたり、ご近所に伝えてまわったり、捕獲器を用意セットして見張ったり、迷い猫のチラシを用意する。
逃した飼い主は家で猫を待ち、その他の作業は全て心配して協力して下さる方々とボランティアが請け負う。
おかしくありませんか?
そもそも4匹の子猫きょうだいを飼い始め、そのうちの1匹、チャーリーを半年後に脱走させた。家が嫌で自分から外に逃げた、玄関開けても入ろうとしないんだから、外にいたいはずと。チャーリーは以来ずっと外暮らし。地域猫として地元住人の方々がお世話をしています。
そして昨日、残り3匹が脱走。張り替えたばかりの網戸が外れたから? 違う、飼い主の意識の問題。
幸い、脱走から2時間後、一番お気に入りのシーマが、夜にはロッテが捕獲器に入りました。この時点で飼い主の気持ちは切れかかっていました。
ビータは庭に来ているが、捕獲に手間取り中。
間違ってチャーリーが捕獲器に入ったら家に入れてあげるの?
あの子はもう外の子だし、皆さんがご飯をあげて可愛がられているから、家にはもう入れない、だって。
以前、飼い猫が脱走してしまった直後、捕獲器を貸して下さいと連絡を下さったご近所のKさんは、その時点で既に自宅プリンターでガンガン、捜索チラシを印刷中、ご自身のでもあちこちに声をかけて歩き回っていました。
また、結果的には室内に隠れていましたが、飼い猫が脱走してしまったと思ったIさんも、すぐにチラシを作り、歩き回って配り、声をかけていました。
それが飼い主のするべきこと、あるべき姿だと思うんです。
逃げちゃった…と、家で待っているだけでは、猫はこの手に戻ってこない、全ては飼い主さんの強い気持ちと行動にかかっていると私は思います。