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9月1日,2021 | 日々活動

1ヶ月半前、母猫1匹と子猫2匹が捕獲器に入りました。母猫はTNR。保護した子猫に猫エイズ陽性反応が出た時、ため息が洩れてしまいました。

他にも保護するべき子猫がいる。貰われにくい猫エイズ陽性疑惑の子を保護するのか? 自分は責任をとれるのか? 早期避妊手術をしてリリースするか? 

悩んだ末に手術の予約をキャンセルし、保護しました。

でも私が考えていた以上に、猫エイズに理解があり、慈悲深い方々はいたのです。

猫エイズは怖い。
うちの子にうつるから嫌だ。
普通の子が希望。

そんな人達ばかりじゃなかった。

先月卒業したとろちゃんに続き、今日いちごちゃんが卒業していきました。

命の選別はしたくない。でも一般家庭のボランティアでは全ての猫を助けることなど出来るはずもなく、選別をしなくてはならない時があります。

母猫は避妊手術をしましたが、捕獲出来なかった(無理にしなかった)この子達のきょうだいが3匹いました。

生き延びてくれただろうか。
野良猫は出会った人間によって
その猫生が大きく変わります。

私は出会ったその子達の猫生を
変えない選択をしてしまった。
一生室内で安全な暮らしが出来る
はずの唯一のチャンスが
私だったのに。

外から保護され、室内飼いの猫として
幸せに生きていく。

これは人間の価値観であって、
猫はそんなこと望んでいないの
かもしれませんが、
あの小さい子達のこれからを
思うと、自分の無力さを痛感します。

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ねこ藩士 まさむね

ねこ藩のイメージキャラクター
ねこ藩で一番最初に保護した子猫を基にしたキャラクター。ねこ藩のグッズなどに登場しています。モデルとなったキジトラ子猫まさむねは、現在市内の理容師さんご夫婦と一緒に暮らしています。