猫たちのためのフードバンク

猫たちのためのフードバンク

  「フードバンク」という言葉。 ここ数年、頻繁に耳にするようになりました。 フードバンク活動とは、企業やご家庭において、まだ賞味期限内ではあるけれど、 様々な理由により廃棄してしまう食べ物を、困窮者へ無償で提供する活動です。 企業においては、内容物には問題はないものの、 パッケージの印字ミスや容器の破損等により、 販売出来ず廃棄せざるを得ない商品。 家庭内では、好みに合わなかったり、 消費する予定の無いいただきもの、余ってしまったもの。   ある人にとっては不要な物でも、それを必要としている人がいる。...
ボク、死んでますので。:②大ちゃんの処世術(完結)

ボク、死んでますので。:②大ちゃんの処世術(完結)

前回のお話。 2022年4月26日のブログ ボク、死んでますので:①怪我を負った子猫 ボク、死んでますので。:①怪我を負った子猫   TNさんが保護して下さった大福。 TNさん宅で過ごしていた頃は、 ごく普通に人慣れした子猫ということでした。 私と仲間のANさんが、TNさんの職場で、 初めて大福と会った時も同じでしたが、 預かりの上村さん宅に移動すると、 大福の様子が変わっていきました。   涙の分泌量が多いことが気になり、 上村さんは近くの病院で目薬を買ってきて下さいました。    ...
ボク、死んでますので。:①怪我を負った子猫

ボク、死んでますので。:①怪我を負った子猫

子猫はみんな同じように可愛いものですが、 保護して育て、毎日接していると、 個体によって、性格や行動が全く異なってきます。   今日は、昨年保護した、 とてもとても不思議な行動をする子猫の話です。               2022年9月18日。 ルルちゃん一家の件で知り合った、 縫製会社社長のHさんから連絡が来ました。   「昨晩、うちの社員さんが子猫を保護したんです。」     その社員・TNさんと直接連絡を取り、...
Backfired~仇となった親切心

Backfired~仇となった親切心

2016年、ご自宅に来ているメス猫の不妊手術の件で相談を受けたことがきっかけで、 橋本のおばさまとのお付き合いは、もうかれこれ7年近くになります。 未不妊の野良猫がいる、駅近くの住宅が密集した路地にお住まいでしたので、 用事のついでなどにおばさま宅に立ち寄り、その後の様子などを伺っていました。 2019年、ルルちゃん一家のTNRと保護で、おばさま宅の路地に通うことになりましたが、 その際に、おばさま宅でご飯を食べていたくーちゃんという黒猫の不妊手術を行いました。   当時のルルちゃん    ...
地域猫が家猫になる:(02)とらちゃん・はっちゃん

地域猫が家猫になる:(02)とらちゃん・はっちゃん

2017年11月。 私はギラギラしていた。     この界隈で増え続けている猫達の手術をして欲しいと、 同じ町内の石立さんとMさんから相談があったことがきっかけで、 近所の猫の捕獲に取り掛かっていました。 さあ、誰でもいいからガンガン捕獲器に入れ! という構えで、連日、連夜、捕獲器を仕掛けていました。 その時期、たくさんの未手術の猫達がいたのです。     どうぶつ基金のチケットも手元にあるし、 カレンダー販売から得た資金もある。 石立さんからいただいた数匹分の手術代もある。  ...
地域猫が家猫になる:(01)うすこちゃん

地域猫が家猫になる:(01)うすこちゃん

    猫好きで、昔から近所の野良猫達にご飯をあげて下さっている Kさんというご一家が隣りの通りに住んでいます。 「耳カットのない猫が来ていますが、ご飯をあげてしまってもいいの?」と 連絡を下さることが稀にあります。 稀にというのは、この辺りの野良猫の9割くらいは不妊手術済で、 既に耳カットが入っている猫達ばかりだから。     ここ数年、Kさん宅では3匹のメスがご飯をもらっていました。 Kさん宅に居着いてだいぶ経つ薄いキジトラのさばちゃん、 2018年秋にTNRした濃い三毛のミーコ、...