こねこ@fukuneco-ya

こねこ@fukuneco-ya

  「ペットショップやブリーダーで子猫を飼うと高いので、 保護されている野良の子猫を(無料で)貰いたいと思っている。」   正直にそう明言されて、インターネットの里親募集サイトから 申し込んできた方々は、これまでに何組かいました。 結果として、その方々に譲渡、とはなりませんでした。 「ただで貰いたいというから却下」というわけではありませんが、 保護猫に理解のある里親希望者の方々に、 猫を託したい、譲りたいという気持ちがあるからです。   インターネットでの里親探し、譲渡会での里親探し、...
CHOROGI@fukuneco-ya:後編(完)

CHOROGI@fukuneco-ya:後編(完)

2018年4月20日のブログ CHOROGI@fukuneco-ya:前編     保護から数日後、早速、ちょろ木の里親募集を開始しました。 早い時期からお問い合わせは何件かあったのですが、 条件に合致していなかったり、連絡が途絶えてしまったり。   その中の1組については、今でも、 「あれは何だったんだろう?」と時々考えます。 つかみどころがないというか、よく理解できない方でした。 その方は、ご自身のことを 「なんちゃって隠れボランティア」と表現していました。...
CHOROGI@fukuneco-ya:前編

CHOROGI@fukuneco-ya:前編

かわいそうな猫がいるのですが、 どうにかしてあげてください。   毎月、毎週、様々な問い合わせをいただきますが、 一番困るのが、この「どうにかして」です。   「人に頼む前に、あなたがご自分で保護出来ないのですか?」 と問えば、「自宅に入れることは出来ない。」と返ってくる。 「あなたの代わりに保護出来る人がいないかあたってみるので、 医療費を負担して下さいますか?」と問えば、 「お金を出すことは出来ない。」とくる。 そして、 「自分で何も出来ないから、あなたに頼んでいるのに!」 とキレる。...
異路同帰:路地の親子猫

異路同帰:路地の親子猫

  「あら?」 3月10日、LINEのグループト―クに突如現れた 「地域猫」というグループに招待されました。 メンバーはISさん、HKさん、ねこ藩・菅野さん、私。 ISさんとHKさんは同じ路地にお住まいのお隣さん同士。 ねこ藩では、2017年秋にこの路地の 母猫TNRと子猫の里親探しをお手伝いしました。 2018年1月18日のブログ: 「猫は嫌い:①ミケちゃん一家」 2018年2月23日のブログ 「猫は嫌い:②だからやる~完」   あれから1年半経過し、この連絡。 「これは、また新しい猫が来たな?」...
そうこちゃんの世界:⑤アルバムを閉じる(完)

そうこちゃんの世界:⑤アルバムを閉じる(完)

前回のお話 2019年4月9日のブログ そうこちゃんの世界:④Home Sweet Home         市川市によると、地域猫活動とは、 地域住人が主体となり、 野良猫に不妊等手術をして適切な管理を行い、 野良猫の数を減らすことで野良猫問題を解決し、 住みよいまちをつくるための活動。 この活動は、“猫が可哀想だから”という視点ではなく、 野良猫によるトラブルをなくすための 地域の「環境保全活動」です。 だそうです。   【地域猫のルール】...
そうこちゃんの世界:④Home Sweet Home

そうこちゃんの世界:④Home Sweet Home

前回のお話 2019年4月7日のブログ そうこちゃんの世界:③そうこちゃんの子供たち       2014年10月。 保護した子猫3匹は室内飼いの家猫となり、 避妊手術を終えたそうこちゃんは倉庫に戻りました。   そうこちゃんはおとなしい猫でした。 捕獲器に入った時も暴れることなく、 威嚇することもありませんでした。 リリースした直後も、 倉庫の草山の隣に静かに座り、 こちらを眺めていました。     今回のそうこちゃん一家の件がひと段落し、...