チャーちゃんとシロちゃん:②個性的な彼女。(完)

チャーちゃんとシロちゃん:②個性的な彼女。(完)

前回のお話 2020年6月2日のブログ 「チャーちゃんとシロちゃん:①彼は戻っていった。」 チャーちゃんとシロちゃん:①彼は戻っていった         チャーちゃんが外の世界に帰っていった後、 室内に1匹残ったきょうだいのシロちゃん。       KIさんの飼い猫2匹のうちの1匹・ベルちゃんが、 シロちゃんが同じ空間にいることが気にいらないようです。 飼い猫にとっても保護猫にとっても、 これはあまりいい状況ではありません。  ...
チャーちゃんとシロちゃん:①彼は戻っていった

チャーちゃんとシロちゃん:①彼は戻っていった

外猫ハウスについては、これまでにも こちらのねこ藩ホームページ・ブログで紹介したり、 Instagramに画像をアップしてきました。 ハウス材料についてのお問合せも時々いただきます。     2019年9月中旬に、InstagramのDMに届いた 市内在住のKIさんからのメッセージも 最初は外猫ハウスに関してのものでした。     2019年4月の終わりごろ、 KIさん宅に生後半年くらいの猫2匹が現れました。 KIさんが玄関先でご飯をあげるようになると、...
考え方を変えるのは難しい。

考え方を変えるのは難しい。

昨夏、9匹の子猫を保護してバタバタだった頃、 近所に住む若いボランティアのユミさんから質問がきました。 「●●の場所、昔からよく子猫がたくさんいますよね。 手が空いたらTNRをしようと思うんですが、 あのエリアに詳しいボランティアさんか、 あの地区の住人、Hさん(私)、知っていますか?     ●●というのは、駅に近い住宅街の一角で、 「常に野良猫がいる場所」として有名な路地です。 駅への近道になりますので、通勤通学、買い物等 住宅街の路地にしては通行人が多く、 通りがかりに餌を与える人達もいます。...
人は去り、猫が残る:④先住民族と入植者。(完)

人は去り、猫が残る:④先住民族と入植者。(完)

前回のお話はこちら。 2020年4月16日のブログ 人は去り、猫が残る:③受け手のないバトン。 人は去り、猫が残る:③受け手のないバトン。     (4)田川邸 以前、私が町内のある路地を自転車で通り抜けている時、 突然、上から何かが降ってきたことがありました。 地面にパラパラと落ちたものは、ちぎった食パン。 見上げると、住宅の2階の窓から男性が顔を出しました。 60代後半~70代くらいの男性でしょうか。   「あ、申し訳ない。下に猫がいたので、ご飯やろうと思って。」  ...
人は去り、猫が残る:③受け手のないバトン。

人は去り、猫が残る:③受け手のないバトン。

前回のお話はこちら。 2020年4月15日のブログ 「人は去り、猫が残る:②重田邸のいま。」 人は去り、猫が残る:②重田邸のいま。     (2)外田邸のはなし。   重田のおばあさん宅から150メートル程先に小さな公園があります。 昔からこの公園には猫がたくさんいて、餌をやる人が後を絶ちませんでした。 何年か前、夜遅い時間でしたが、たまたま公園を通りかかり、 猫の姿を確認する為に、公園入口前で自転車を止めました。 すると、向かいの公共施設や隣接マンションや家の影から、...
人は去り、猫が残る:②重田邸のいま。

人は去り、猫が残る:②重田邸のいま。

前回のお話はこちら。 2020年3月30日のブログ 人は去り、猫が残る:①どうせ野良猫。       近所の倉庫敷地に住んでいたそうこちゃんという猫。 2018年秋の終わりに、そうこちゃんは倉庫暮らしを卒業しました。 部外者が立ち入ることの出来ないこの倉庫で、 そうこちゃんは出産し子を育て、3匹の子猫が保護された後は、 避妊手術済の地域猫として4年間、ひとりで暮らしていました。         もともとは何年も放置状態の無人の倉庫でしたが、...